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富士フイルム、開放F1.0の標準単焦点などレンズ3本を開発発表
生産工場の増強も予告
2018年7月20日 17:07
富士フイルム株式会社は7月20日、ミラーレスカメラXシリーズ用交換レンズのロードマップを更新。Xシリーズ初の開放F値F1.0のレンズをはじめ、3本の新レンズの開発に着手したことを明らかにした。2019年より順次発売する予定。
同日に正式発表された交換レンズ「XF8-16mmF2.8 R LM WR」「XF200mmF2 R LM OIS WR」の発表会で公開された情報で、3本のレンズがラインナップ入りが予定されている。いずれもAPS-Cサイズ相当のイメージセンサーを採用するミラーレスカメラ「Xシリーズ」ボディが採用するXマウントのレンズ。
XF33mmF1 R WR
35mm判換算50mm相当の標準レンズ。AF(オートフォーカス)機構も備えながら、開放F値F1.0を実現する。「大口径プライムシリーズ」の1本。具体的な発売時期は未定。
現在、Xシリーズで50mm相当に近い焦点距離を持つ単焦点レンズとしては、XF35mmF1.4 R、XF35mmF2 R WRの2本がラインナップされている。それらとはまったく違う製品として登場する予定。
発表会場に実機やデザインモックなどはなく、飯田年久氏(富士フイルム株式会社光学・電子映像事業部長)のプレゼンテーションでのみ触れられた。
XF16mmF2.8 R WR
35mm判換算24mm相当の広角単焦点レンズ。既存のXF23mmF2 R WR、XF35mmF2 R WR、XF50mmF2 R WRに続くF2シリーズの1本で、小型軽量を売りとする。発売予定は2019年。