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カメラグランプリ2018贈呈式が開催

α9、M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO、D850、LUMIX G9 PROが受賞

写真の日に当たる6月1日、カメラ記者クラブは「カメラグランプリ2018」の贈呈式を都内で開催した。

既報の通り、カメラグランプリ大賞はソニー「α9」、レンズ賞はオリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO」、あなたが選ぶベストカメラ賞はニコン「D850」に決まった。

また、カメラ記者クラブ賞はニコン「D850」、パナソニック「LUMIX G9 PRO」がそれぞれ受賞した。

都内で行われた贈呈式では、受賞各社が挨拶を述べた。

α9(大賞)

「α9は3年以上前から開発を進めていた。当時ミラーレスカメラはAFが遅い、動体が追えないといわれていたが、それを克服すべく開発を進めた。特に画像処理を行う高速なプラットフォオームという高いハードルをクリアしたことで商品化できた。今後もソニーらしく様々にチャレンジしていきたい」(ソニーイメージンプロダクツ&ソリューションズ株式会社 デジタルイメージング本部 第1ビジネスユニット シニアゼネラルマネジャー 田中健二氏)。

ソニーの出席者

M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO(レンズ賞)

「ボケ味を追求したレンズ。風景やドキュメンタリーといった撮影で大変威力を発揮する。特殊レンズも贅沢に使って小形軽量かつ高い解像力を実現した。これからもオリンパスらしいカメラ、世界初というものを出していきたい」(オリンパス株式会社 執行役員 映像事業ユニット長 杉本繁美氏)。

オリンパスの出席者

D850(あなたが選ぶベストカメラ賞、カメラ記者クラブ賞)

「あなたが選ぶベストカメラ賞をD850が受賞できたのは、まさに読者から一番の支持を得られた証。これからもユーザーに喜ばれるよう、期待を超える製品作りをしていく」(株式会社ニコン マーケティング統括部 統括部長 土田貴実氏。あなたが選ぶベストカメラ賞受賞での挨拶)。

「次世代の高画素スタンダード機として、ユーザーの声1つ1つに耳を傾けて開発した万能機。皆様から受け入れられたことを嬉しく思う。今後も業界をリードする商品を出していく」(株式会社ニコン UX企画部 部長 北岡直樹氏。カメラ記者クラブ賞での挨拶)。

ニコンの出席者

LUMIX G9 PRO(カメラ記者クラブ賞)

「今年は強力なカメラが多く、また35mmフルサイズ機大きく伸びている中でマイクロフォーサーズ機が受賞したことに勇気づけられた。LUMIX G9 PROは、静止画のパフォーマンスをカメラ愛好家に満足してもらえるものにした。さらなる高みを目指していく」(パナソニック株式会社 アプライアンス社 イメージングネットワーク事業部 事業部長 山根洋介氏)。

パナソニックの出席者

本誌:武石修