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シャープの「静止画+動画」ツインカメラ搭載スマホ、ソフトバンクから発売

動画記録中にAIが自動で静止画を撮影

シャープ株式会社は5月10日、スマートフォン「AQUOS R2」について、ソフトバンク向けの商品化を発表した。6月上旬以降にSoftbankブランドで発売される。端末価格は、24回払いで月3,880円、割引適用後の実質負担額は新規・機種変更で月1,880円、MNPで月680円(いずれも税込)。

静止画+動画のダブルカメラを搭載

世界で初めて静止画用と動画用の2つのアウトカメラを搭載し、静止画と動画を同時に撮影できるのが特徴。OSはAndroid 8.0。静止画カメラは約2,260万画素(裏面照射積層型)。

動画用カメラには、35mm判換算での焦点距離19mm相当となる超広角レンズを採用した。手ブレ補正やAF機能などをそれぞれ最適化している。インカメラは約1,630万画素。

また、動画撮影中にAIが被写体や構図を分析し、子供の笑顔の瞬間やペットがカメラを向いた様子を自動で静止画でも記録する機能もある。静止画用カメラでもAIによるシーン分析で最適な撮影モードが選択される。

画面は6型WQHD+(3,040×1,440画素)の「ハイスピードIGZO液晶ディスプレイ」となり、応答速度を従来比25%向上させた。

チップセットはSnapdragon 845(SDM845)2.6GHz(クアッドコア)+1.7GHz(クアッドコア)オクタコア。ROMは64GB、RAMは4GB。外部メモリーはmicroSDXC。

IPX5/IPX8/IP6Xの防水防塵機能も備える。

外形寸法は約156×74×9mm、重量は約181g。

AQUOS初のSIMフリー専用スマホ

また、AQUOSブランドのスマートフォンで初めてのSIMフリー専用のモデルとなる「AQUOS sense plus」も発表した。2018年夏に発売する。

カメラの画素数は約1,640万で、高速AFを謳う。インカメラは約800万画素。撮影時に画面が白色に発光して照明となる。

ディスプレイは5.5型フルHD+(18:9、2,160×1,080画素)のIGZO液晶パネル。テレビ「AQUOS」で培った高画質化技術を応用した「リッチカラーテクノロジーモバイル」とデジタルシネマの標準規格(DCI)に対応し、実物に近い映像を再現するとしている。

チップセットQualcomm Snapdragon 630や高速メモリーLPDDR4Xを搭載した。独自のチューニングでアプリの起動などが高速化されている。

防水やおサイフケータイと行った機能も有する。

本誌:武石修