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マップカメラ運営の写真共有サイトがスマホアプリに

現在地周辺の撮影スポットを検索 フォトコンテストも

シュッピン株式会社は、ユーザー参加型の写真共有サイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」のスマートフォンアプリ(for iOS)4月27日にリリースした。Android版は5月中にリリース予定。

写真共有サイトがスマホアプリに

EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.comは、「"カメラ好きの為の、カメラ好きが作る、カメラ好きが集まる”写真共有サイト」をコンセプトに開発したというWebサービス。2017年4月に開設した。

2018年3月からは、同社が運営するカメラ専門店「Map Camera」と連携し、EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.comで作例写真を見ながら機材の購入が可能になった。さらには、Map Cameraの商品詳細ページに、その機材で撮影されたEVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com掲載の作例写真(最大30枚)が自動で表示されるようにもなっている。

アプリ版では、EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.comに投稿された作品を見て、撮影スポットがチェック可能。写真データに位置情報を付与した状態でアップロードする機能も搭載する。

また、現在地の周辺で撮影された写真の確認も行え、撮影場所の選定にも役立てることが可能。

気になる機材、キーワードなどよく見る条件を設定できる「タブ機能」を搭載しているため、1タップでチェックできるようになっている。

同社によると、2018年4月2日時点で、作例数は2万1,700枚超と順調に増加。今回、利便性の向上と新規会員数、作例数の増加、認知度の向上を図るためスマートフォンアプリをリリースすることになった。

今後は、フォトコンテストの開催や機能実装を追加し、ユーザー満足度の向上と新規会員数の増加を目指す。また中長期的には、メディア収益や有料サービスの導入も目指し、収益事業としての展開も行うという。

リリース記念のフォトコンテストも

さらには、アプリのリリースを記念し、「旅 フォトコンテスト」を4月28日~5月25日の期間で開催する。テーマは「旅」。国内外で撮影した旅をテーマとする写真を募集する。

期間中にEVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com(エビフォト)から投稿すると、コンテストに参加できる。

入賞者には、Map Cameraで使える「シュッピンポイント」(最大3,000ポイント)が進呈される。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。