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ソニー、1型センサー搭載の防水・耐衝撃カメラ「RX0」を海外発表

24mm相当レンズ搭載 最大15台の多視点撮影にも対応

ソニーは8月31日、1型センサーのカメラ「RX0」(DSC-RX0)を発表した。ヨーロッパで10月に850ユーロで発売する。日本での発売に関する情報はない。

ドイツ・ベルリンで開催される「IFA」に先駆けた記者会見で披露された製品。RXシリーズの高画質技術を継承しながら、堅牢性・防水性を小型ボディに凝縮したという。複数台を組み合わせての多視点撮影も可能とした。

別売の電波式ワイヤレスコマンダーFA-WRC1Mなどを用いて、最大15台を同時使用可能。PlayMemories Mobileアプリからは最大5台を操作できるという。

本体は水深10m防水、耐衝撃2m落下、200kgf耐荷重性能を有する。別売ハウジング「MPK-HSR1」との併用では水深100mまで潜れるという。

有効約1,530万画素の1型メモリー一体型積層型CMOSセンサー「Exmor RS」、ZEISS Tessar T* 24mm F4レンズを搭載(6群6枚。非球面6枚)。絞りはF4固定。撮影範囲は50cm〜∞。RAW記録も可能。

最高1/32,000秒のアンチディストーションシャッター(高速読み出しでローリングシャッター歪みを抑えた電子シャッター機能)を使える。

静止画の連写速度は最高16コマ/秒。動画記録は4KのHDMI出力(外部記録用)に対応。記録サイズにより最高1,000fpsのスーパースロー撮影もできるという。

背面の状況がわかる製品画像がまだないが、1.5型約23万ドットの液晶モニターが備わっている模様。

外形寸法は59×40.5×29.8mm、重量は約110g(記録メディア、バッテリー込み)。

Wi-Fi/Bluetooth機能を内蔵。

記録メディアはメモリースティックMicroとmicroSDXC/SDHCカードなど。

本誌:鈴木誠