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キヤノン、アオリ撮影用のTS-Eレンズを拡充
50mm、90mm、135mmを発売 0.5倍マクロ対応
2017年8月29日 13:11
キヤノンは、アオリ機構を備える交換レンズ「TS-E50mm F2.8L Macro」「TS-E90mm F2.8L Macro」「TS-E135mm F4L Macro」を12月下旬に発売する。希望小売価格はいずれも税別31万5,000円。
35mm一眼レフカメラでアオリ撮影を実現するTS-Eレンズの新モデル。既存のTS-Eレンズに対する画質向上、より高い撮影倍率、焦点距離の長いモデルといった要望に応えた。既存の「TS-E45mm F2.8」に近い50mmと、「TS-E90mm F2.8」に重なる90mmの2本は、いずれもリニューアルに伴い高級ラインの"Lレンズ"になった。
また、新製品は3本ともTSレボルビングに対応。ティルトの軸をシフト方向に対して90度回転できる。既存レンズの「TS-E17mm F4L」、「TS-E24mm F3.5L II」(ともに2009年発売)もTSレボルビングに対応している。
いずれもフォーカシングはマニュアル。絞りは9枚羽根の円形絞り。
TS-E50mm F2.8L Macro
画角は水平40度、垂直27度、対角46度。シフト時68度。
ティルト角度は±8.5度。シフト移動量は±12mm。最小絞りはF32。
最短撮影距離は0.27m。最大撮影倍率は0.5倍。レンズ構成は9群12枚(UDレンズ2枚)。
フィルター径は77mm。
最大径×全長は86.9×114.9mm。重量は約945g。
TS-E90mm F2.8L Macro
画角は水平22.4度、垂直15.1度、対角27度。シフト時41度。
ティルト角度は±10度。シフト移動量は±12mm。最小絞りはF45。
最短撮影距離は0.39m。最大撮影倍率は0.5倍。レンズ構成は9群11枚(UDレンズ1枚)。
フィルター径は77mm。
最大径×全長は86.9×116.5mm。重量は約915g。