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ニコン、一眼レフ新エントリー機「D3400」を海外発表

スマホ常時接続のSnapBridge対応 新レンズ「AF-P 70-300mm」も

ニコンは8月17日、デジタル一眼レフカメラ「D3400」を海外発表した。沈胴式のAF-P DX 18-55mmを組み合わせたレンズキットを、9月に649.95米ドルで発売する。国内での発売予定に関する情報はまだないが、Capture NX-Dをはじめとするソフトウェアの対応案内は日本語でも掲載されている。

DXフォーマット(APS-Cサイズ相当)の有効2,420万画素のCMOSセンサーを搭載。画像処理エンジンにEXPEED 4を採用し、高感度撮影時の画質向上、オートホワイトバランスの色再現性向上、高速処理、低消費電力を特徴とする。感度はISO100-25600。フルHD動画記録に対応する。

連写速度は5コマ/秒。11点AFシステムを搭載。同社エントリー機の特徴である「ガイドモード」や「シーンモード」も備える。最高シャッター速は1/4,000秒。ファインダー視野率は約95%。Bluetooth Low Energyを利用したスマホ連携機能「SnapBridge」に対応する。

外形寸法は124×98×75.5mm。本体のみの重量は約395g。

キットレンズは「AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」(単品239.95米ドル)、「AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR」(単品399.95米ドル)を用意。いずれもVRありとVRなし(50米ドル安い)が存在する。

AF-P(ステッピングモーター採用)の70-300mmは、今回初出となる望遠ズームレンズ。フィルター径は58mmで、最大径×全長は72×125mm、重量は約415g(いずれもVR搭載モデル)。既存の「AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED」(税込実売7万1,730円前後)はフィルター径67mm、重量約745g。

AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR

各種ソフトを更新

8月17日に、以下5本のソフトウェアも更新された。D3400およびCOOLPIX W100(SnapBridge対応の防水カメラ。国内未発表)への対応や、各種現象の修正を含んでいる。

  • Capture NX-D Ver.1.4.2
  • ViewNX-i Ver.1.2.3
  • Picture Control Utility 2 Ver.2.2.1
  • ViewNX-i & Capture NX-D Ver.1.16.040
  • NEF Codec Ver.1.29.0