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ニコン公式ページで、D3300が旧製品扱いに

発売から2年 DXローエンドモデルの次機種は?

D3300ブラックボディ。装着レンズはAF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VR II。

6月8日現在、ニコンWebサイトの「一眼レフカメラ製品一覧」を見ると、デジタル一眼レフカメラ「D3300」が旧製品として表記されている。

D3300は、ニコンのデジタル一眼レフカメララインナップのうち、ボトムエンドを受け持つエントリークラスの製品。発表は2014年1月17日、発売は同年2月6日。発売からすでに2年が経過した。

D3000系は、D3000(2009年8月発売)→D3100(2010年9月発売)→D3200(2012年5月発売)→D3300という流れでリリース。その源流は、D70sからD80とともに派生したD50(2005年6月発売)にあり、圧倒的な小型軽量ボディが話題となったD40(2006年12月発売)を経て、現在の路線が定着したといえよう。いずれもDXフォーマットのエントリークラスとして、親しみやすい操作性と低価格なレンズキット路線が特徴。

バリアングルモニターを採用する兄貴分のD5000系と異なり、背面モニターは固定式。D5000系とD3000系の2系列で、エントリーユーザー、およびサブ機を求めるハイアマチュア層のニーズを受け持ってきた。

D3300は、APS-Cサイズ相当の光学ローパスレスCMOSセンサーを採用。有効画素数は2,416万画素。画像処理エンジンはEXPEED4。最高感度は常用ISO12800、拡張時ISO25600。

ファインダーは視野率約95%、倍率約0.85倍、アイポイント約18mm。連写性能は約5コマ/秒。60pでのフルHD動画記録に対応。

Wi-Fi機能は内蔵されておらず、オプションのワイヤレスモバイルアダプターWU-1aを装着することで、スマートフォンなどへのファイル転送が可能になる。

在庫は量販店などにまだ存在する模様。税込みでの販売価格はボディのみ4万円前後。

現在、ニコンからD3300の後継機についてのアナウンスはない。

D3300には、他のニコン一眼レフカメラにはないレッドカラーも用意されている。