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防塵防滴構造の普及一眼レフカメラ「PENTAX K-70」
天体撮影に向く画面配色 アウトドア向けに手袋装着時の操作性にも配慮
2016年6月9日 10:03
リコーイメージングは、デジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-70」を近日発売すると発表した。店頭予想価格はボディキットが税込7万円台後半、18-135WRキットが11万円台前半の見込み。
視野率約100%の光学ファインダー、約4.5段分のボディ内手ブレ補正、防塵・防滴構造、-10度までの耐寒性能を備えるデジタル一眼レフカメラ。カラーはブラックとシルキーシルバーの2色。
センサーシフトを用いた超解像技術「リアル・レゾリューション・システム」、光学ローパスフィルターと同等の効果が得られるという「ローパスセレクター」、「明瞭コントロール」、「肌色補正機能」、無線LAN経由のスマートフォン連携といった、PENTAX一眼レフカメラの上位機から継承している機能が特徴。
新たにライブビュー撮影時のAF速度・精度を高める「ハイブリッドAF」を採用。スピードに優れる像面位相差AFと、精度に優れるコントラストAFのメリットを併せ持つという。
撮像素子は有効約2,424万画素のAPS-Cサイズ相当CMOSセンサー。感度はISO100〜102400。1,920×1,080:60i/30pのフルHD動画記録が可能。対応レンズとの組み合わせではコンティニュアスAFが使える。ステレオマイクを本体に内蔵。
一定間隔で撮影した静止画を動画に繋ぎ合わせる「4Kインターバル動画」、光の軌跡をインターバル動画で記録できる「スターストリーム」といった撮影機能も備える。
別売のGPSユニット「O-GPS1」を取り付けることで、簡易的な天体追尾撮影機能「アストロトレーサー」を使える。
シャッタースピードは最高1/6,000秒。シンクロ同調は1/180秒。連写速度は最高約6コマ/秒。同社レンズ交換式デジタルカメラで初という、最長20分のタイマー露光に対応した。
シャッターボタン半押しやバルブ撮影時のホールドに対応するケーブルスイッチ「CS-310」(税別5,500円。近日発売)も用意する。
液晶モニターは3型約92.1万ドットのバリアングル式。
記録メディアはSDXC/SDHC/SDカード。
バッテリーはD-LI109。撮影可能枚数はフラッシュ50%発光で約410枚、発光なしで約480枚。
外径寸法は約125.5×93×74mm。重量は約688g(バッテリー、SDカード込み)、約628g(本体のみ)。