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防塵防滴・耐低温-10度のAPS-C一眼レフ「PENTAX KF」。ボディ約12万円

限定カラーのクリスタルブルー/クリスタルホワイトも

ブラック

リコーイメージング株式会社は、デジタル一眼レフカメラ「PENTAX KF」を11月25日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格はボディキットが税込12万円前後、18-55WRキットは税込14万円前後。カラーはブラック、クリスタルブルー(世界700台。直販限定)、クリスタルホワイト(世界700台。直販限定)の3種類。

クリスタルブルー(世界700台。直販限定)
クリスタルホワイト(世界700台。直販限定)

有効約2,424万画素のCMOSセンサー(光学ローパスフィルターレス)を搭載するAPS-C一眼レフカメラ。感度はISO 100〜102400。アウトドア撮影に適するという防塵・防滴・耐低温-10度の小型ボディ、本格的な光学ファインダーなどを持つことから、“こだわりの基本性能を備えたスタンダードクラスのデジタル一眼レフカメラ”としている。

ファインダーは、ガラスプリズムを採用した視野率約100%・倍率約0.95倍。背面モニターはバリアングル方式の3.0型・約103.7万ドット。上位機と同じダブル電子ダイヤルを備える。ポップアップ式の内蔵ストロボも搭載。シャッタースピードは最高1/6,000秒。シンクロ同調速度は1/180秒。連写速度は最高約6コマ/秒。

手ブレ補正機構「SR」を備え、シャッタースピード4.5段分の手ブレ補正や自動水平補正、イメージセンサーユニットを動かして複数枚を撮影・合成する超解像技術の「リアル・レゾリューション・システム」(動体補正のオンオフ可能)を利用できる。露光中にイメージセンサーをサブピクセル単位で動かす「ローパスセレクター」も搭載。

また、別売のGPSユニット「O-GPS2」との組み合わせでは、簡易天体撮影機能「アストロトレーサー」も使える。

撮影意図にあわせて選べるカスタムイメージ(画像仕上げ)には、60〜70年代のカラー写真の風合いに似ているという「里び(SATOBI)」をはじめ、「銀残し」「クロスプロセス」など全14種類から選択可能。特定レンズの装着時のみ選べる「夏天(KATEN)」「九秋(KYUSHU)」にも対応している。

記録メディアはSDXC/SDHC/SDカード。電源はリチウムイオンバッテリー「D-LI109」。

外形寸法は約125.5×93.0×74.0mm。質量は約684g(バッテリー、SD込み)、約625g(本体のみ)。

本誌:鈴木誠