カメラバカにつける薬 in デジカメ Watch

ぺったんぺったんモチぺったん

これまでのお話

ブルーベリーに鳥が4羽くらい群がっており、手振りで追っ払ってもヴァルキリーのVTOLジェットのごとく屋根の上に逃げられては手も足も出ません。私にグラップルとR-301があればワンマガで家ごと蜂の巣にしていたことでしょう。ちょっとするとまた舞い戻って目の前でついばむ横暴は人間様をナメきっているとしか思えません。住居侵入に窃盗ですから焼き鳥の刑が妥当かと思いますが鳥獣保護法が人間様をしばります。ネットは掛けてありましたが隙間から入り込んで、むしろ安全に食卓という名の樹を囲んでいるのです。あれよあれよとブルーベリーの実はほぼ無くなってしまいました。どこかのメーカーが鳥検出AFと光学兵器をつなげて自動焼き鳥機をつくってくれませんか。鳥検出と光学兵器の両方ができるといえば…?

謝辞
無事に単行本発売の今日を発売前増刷というこれ以上ない形とともに迎えることができました。すべては読者の皆様、編集部の皆様、友人d氏、H氏、S氏、販売各社の皆様のおかげです、感謝申し上げます。

※本コンテンツはフィクションであり、実在の製品・団体・人物・地名とは関係ありません。

2010年に漫画サークル「ていこくらんち」をはじめる。2015年に出した同人誌「カメラバカにつける薬」が、あれやこれやでデジカメ Watchで連載させていただくまでになりました。カメラだけじゃなく、その向こう側にいる人たちの想いを伝えていければいいなと思っています。