岡嶋和幸の「あとで買う」

1,900点目:猫たちの気持ちを妄想し関西弁化した写真本

小林哲朗『ねこやん』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

小林哲朗『ねこやん』

899点目の『行って眺めて撮る! 巨大工場探訪ガイド』、1,151点目の『おるね 路地猫さがしBOOK』、1,634点目の『おるねおるね─あちらこちら猫さがし』の著者であり、写真家の小林哲朗さんの最新刊です。

工場夜景ではなく、今回も主役は猫です。Xで大人気の路地裏猫さがし「おるね」の第3弾と思いきや、本書は「そのへんの猫が、なんか言うてる写真の本」です。

街の片隅や路地裏などで出合う自由気ままな猫たちが何を言っているのかを妄想。小林さんらしいユーモアのある関西弁のコメントが添えられていて、ページをめくりながら終始ニヤニヤしてしまいました。

癒やし効果もおおいに期待できます。小さなお子さんと一緒に、絵本感覚で楽しむのも良さそう。

うちの孫はまだ小さすぎてよく分からないかもしれませんが、今度会ったときに見せてみようと思います。

販売価格は1,870円です。

1967年福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集『ディングル』『風と土』のほか著書多数。写真展も数多く開催している。日本写真協会(PSJ)、日本作例写真家協会(JSPA)会員。カメラグランプリ選考委員。