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20万円台のフルサイズカメラ「EOS R8 Mark II」を見てきた
“直線デザイン”はターゲット層を意識
2026年9月16日 18:33
キヤノンがエントリー向けのフルサイズミラーレスカメラ「EOS R8 Mark II」を発表した。ここでは9月16日(水)に都内で開催された発表会の模様をお伝えする。
発売日は10月29日(木)。直販価格はボディ単体が27万5,000円となっている。2種類のレンズキットも用意される。
「EOS R8」(2023年4月発売)の後継モデル。EOS R8は併売となる。エントリー向けの同社フルサイズ機としては、EOS R8と「EOS RP」(在庫限りで販売終了)を除くと最も低価格なモデルとなる。
新デザインになったボディ
トピックとしてはまず、EOS Rシリーズらしからぬ直線を基調としたシャープな外観が挙げられる。従来の曲面を多用したEOS RおよびEOSシリーズとは異なるデザインテイストだ。
歴代EOSから伝統というより、これからミラーレスカメラを始めたい若年層を意識したモダンなデザインにしたそうだ。
今回のデザインはEOS R8 Mark IIのためのもので、今後登場するEOS Rシリーズが同様のテイストになる計画はないという。ただ、好評であれば今後の製品にも取り入れる可能性はあるとのことだ。
RF45mm F1.2 STMをキットレンズに設定したのは今回が初めて。購入後のユーザーがハイレベルな撮影を体験できることを重視しての選択という。
スマホの写真とは異なる、フルサイズならではのボケ感などを体験しやすいレンズであり、市場でも高評価のためキットレンズにしたとのこと。
EOS 650と並べてみると――
デザイン面では、EOSシリーズの第1号機「EOS 650」(1987年発売)のシルエットにインスパイアされたというフォルムを取り入れた。
平面のEVF部(EOS 650ではペンタ部)や、オプションの「エクステンショングリップ EG-E2」(1万4,850円)を装着した際の底面の斜めのラインがEOS 650を想起させる。
ただ、当初からEOS 650をモチーフにしたレトロデザインのカメラとして企画されたわけではなく、モダンなテイストにその一部を取り入れたものだとしている。
シネマティックな新フィルターも搭載
機能面ではボディ内手ブレ補正を新搭載したほか、新種のフィルターも利用可能になった。
またEOSのフルサイズ機で初めてAUTOモードを搭載したり、動画時の背景のボケ量をスライダーで調整できるようにするなどカメラ初心者向けの機能も盛り込んだ。
3Dデータ作成ソフトを無償公開
ワンショットの写真から3Dデータを作成できるWindows 11用ソフト「Dual Pixel 3D Converter」(無償)も発表した。10月8日(木)に公開する。
対応カメラのデュアルピクセルCMOS AFで取得した距離情報を使って、1枚の写真から3Dデータを出力するソフトとなっている。
このソフト自体に3Dビューワー機能は無いが、無償の社外Webサービスやアプリなどで3D写真を閲覧することができる。
DPRAWが対象だが、EOS R8 Mark IIのみ距離情報付き設定で記録したJPEGデータも利用できる。ペットや家族の写真を3Dで楽しむといった用途を想定する。
またECサイトの商品画像をよりわかりやすいものにしたり、飲食店のオーダータブレットで立体的な料理を見せることで注文につなげるというBtoBの展開も想定する。2026年中にはSDKの提供など法人向け対応を開始する予定だ。
現在は180°ほどの見え方だが、今後は2~3枚の撮影で360°のデータを生成できるようにする計画という。これまできちんとした360°データを一般的なカメラで撮影する場合、数十枚の撮影が必要だったとのことで、撮影の省力化も図れるとしている。










































