岡嶋和幸の「あとで買う」

1,610点目:目に優しいワークスペースが得られるライト

BenQ「ScreenBar Halo 2」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

BenQ「ScreenBar Halo 2」

BenQの製品は、本連載では液晶モニターより照明機器を多く取り上げている印象です。

これまでも128点目で「ScreenBar Plus」、677点目で「MindDuo」1,293点目で「ScreenBar Pro」、さらには818点目でLEDリングライトを搭載したWebカメラ「ideaCam S1 Pro」なども紹介しています。

本日のこちらの製品は、713点目の「ScreenBar Halo」の後継機種、あるいは上位機種といったところなのでしょう。

目に優しい快適なワークスペースを構築できるモニターライトで、販売価格は2万6,900円前後です。クリップ設計になっていて、薄型モニターや湾曲モニター、背面に膨らみのあるモニターなど幅広い液晶モニターに簡単に取り付けることができます。

前後にライトがあり、バックライトは画面と周囲の明るさの違いを軽減し、フロントライトは画面への映り込みやまぶしさを軽減しつつ、キーボードやデスクの上をバランスよく照らします。

フロントライトは従来モデルより明るくなり、バックライトはより広範囲を照らせるようになっています。それぞれの明るさや色温度は充電式のリモコンを使って手元でコントロールできます。高演色なので、プリントを行う人に最適なカラーマネジメント環境も得られやすいでしょう。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。