岡嶋和幸の「あとで買う」

713点目:柔らかく均一な光を照らすモニターライト

BenQ「ScreenBar Halo」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

BenQ「ScreenBar Halo」

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677点目でBenQの高性能デスクライトを取り上げたばかりですが、650点目の山田照明の製品と同様、ディスプレイに引っ掛けるだけで設置できるタイプです。128点目でScreenBar Plusを紹介しましたが、今回は新しく登場したScreenBar Haloです。

明るさや色温度などの調整は、ScreenBarは本体、ScreenBar Plusは有線リモコンで操作しますが、ScreenBar Haloでは無線リモコンになっています。邪魔なケーブルがないためすっきり便利です。リモコンのデザインもスタイリッシュかつ機能的になっています。

高演色である点はScreenBarシリーズ共通ですが、ScreenBar Haloには間接照明モードが追加されている点も魅力です。正面だけでなく背面にもライトがあり、正面のみ、背面のみ、正面+背面の3つの照明モードを切り替えられます。背面のライトは壁を照らし、ディスプレイと周辺の光のコントラストを調整します。照明環境とのバランスを取ることで、目の疲れを軽減できるようです。

販売価格は2万円前後です。マグネットで取り付けられて好みの位置に調節できるWebカメラ用のアクセサリーもオプションで用意されています。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。