岡嶋和幸の「あとで買う」

677点目:光にこだわった高性能デスクライト

BenQ「MindDuo」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

BenQ「MindDuo」

BenQは液晶モニターだけでなく、照明機器もいろいろラインアップしています。今回紹介するのは学習用デスクライト「MindDuo」シリーズです。子どものためのデスクライトという位置付けの製品ですが、とても魅力的なスペックで、大人の私もプリント関連のデスクワークなどで使ってみたいと思いました。色温度は8段階で調節可能で、演色性も高く、プリントの色調などの確認も問題なしでしょう。

独自のLED技術で、従来のデスクライトよりも均一に広く照らせるようになっている点が一番のポイント。光源を隠し、ライトの光がまぶしく感じられないような工夫が施されている点もうれしいです。環境光センサーでデスク周りの明るさを検知し、最適な明るさに自動調光するほか、人感センサーで着席と離席を検知し、自動で点灯や消灯を行う機能も搭載されています。販売価格は3万5,000円前後で、シングルアームの「MindDuo S」も選べます。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。