岡嶋和幸の「あとで買う」
1,542点目:動画重視のカメラだけど写真撮影で使いたい
キヤノン「EOS R50 V」
2025年7月20日 07:00
ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。
キヤノン「EOS R50 V」
本日はキヤノンの「EOS R50 V」です。動画は撮りませんが、今1番欲しいミラーレスカメラです。動画ではなく写真を撮るために使ってみたいと、以前触らせてもらったときに感じました。このデザインは好みが分かれるところですが、いろいろなものが削ぎ落とされていて好印象です。
できればボタンやダイヤルをもっと減らし、よりシンプルにしてほしいくらいです。発売中のデジタルカメラマガジン最新号のプリント連載で富士フイルムの「X half」を取り上げていますが、あれくらい思い切っても良いでしょう。私は撮影時にあれこれカメラを操作しないから、本当に必要最低限で十分です。
もちろん撮るものにもよると思うので、ほかの人にもそれが当てはまるとは考えていません。EOS R50 Vは動画撮影を重視したミラーレスカメラですが、ボタンやダイヤルをうまくカスタマイズすれば自分好みの写真専用機になりそう。
ボディのみの販売価格は11万3,300円前後なので、けっこうお買い得だと思います。
悩ましいのがレンズです。パワーズームを内蔵した「RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ」とのレンズキットではなく、普段使いするならキヤノンの「RF24mm F1.8 MACRO IS STM」や「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」など明るくてすごく寄れる単焦点レンズが良さそうです。
旅行に連れて行くなら、1,322点目で紹介したタムロンの「11-20mm F/2.8 Di III-A RXD」はEOS R50 Vの軽さと小ささを生かせる組み合わせで、デザイン的にもフィットしそう。