岡嶋和幸の「あとで買う」

1,528点目:旅するフォトグラファーのための快適バッグ

WANDRD「トランジットトラベルバックパック」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

WANDRD「トランジットトラベルバックパック」

本日は「WANDRD」(ワンダード)のバッグです。撮影旅行などにぴったりの製品が充実のラインアップで、602点目の「D1ファニーパック」、740点目の「ローグスリング」のほか、1,425点目でバックパック、1,456点目でダッフルバッグなどを紹介しました。

今所有しているバックパックはカメラやレンズがたっぷり収納できるタイプと、登山用や旅行用の一般的なものばかりで、その両方をバランスよく取り入れた製品はありません。1、2泊で撮影旅行に出かけるときは後者とインナーケースを組み合わせているのですが、どっちつかずで使い勝手はいまひとつです。

カメラバッグとしてもバックパックとしてもうまく両立できるものを探しているときに見つけたのが、WANDRDの「トランジット トラベルライン」のこちらの製品です。着替えなど身のまわりのものをあれこれ詰め込み、撮影機材と一緒に持ち運ぶことができます。

色はブラックとワサッチグリーンが選べます。悩ましいのはサイズで、45Lで大は小を兼ねるか、機動性を考えて35Lにするか。飛行機での移動を考えると、機内持ち込みが可能な35Lとなるでしょう。35Lは「エッセンシャル カメラキューブ」、45Lは「エッセンシャル プラス カメラキューブ」を組み合わせると、カメラやレンズなどの撮影機材を安心して持ち運ぶことができます。

驚いたのが販売価格で、クリアランスセールで70%オフになっていて、35Lは1万8,150円前後、45Lは2万130円前後です。カメラキューブとのセットは35Lが2万1,120円前後、45Lは2万3,100円前後。いずれも数量限定ですがすごくお買い得です。

バックパック紹介動画
カメラキューブ紹介動画

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。