岡嶋和幸の「あとで買う」

1,340点目:星空撮影の全てを網羅した技術解説本

成澤広幸『星空撮影塾 完全保存版』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

成澤広幸『星空撮影塾 完全保存版』

本日は星空撮影の指南書です。シリーズ4冊目なのだそうで、撮影機材やソフトウェアの進化にあわせて最新版としてまとめられています。

デジタルカメラ成熟期には雑誌記事などで星空の作例写真を撮影したこともありましたが、そのうち専門で撮られる方が現れてお役御免となりました。なので星空撮影のほうはすっかりご無沙汰です。

田舎に住んでいるので星はよく見えるのですが、本格的な星空撮影は専門家や愛好家のみなさんに頑張ってもらうとして、でもスマートフォンでも撮れるのならやってみようかな、と思って探して見つけた本です。

著者のYouTubeチャンネルとも連動しているようなので、私のようなビギナーでも安心して挑戦できそうです。販売価格は2,640円で、Kindle版もあります。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。