岡嶋和幸の「あとで買う」

1,268点目:画質と耐久性が向上した最新大判プリンター

キヤノン「imagePROGRAF PRO-1100」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

キヤノン「imagePROGRAF PRO-1100」

本日はデジタルカメラマガジンの発売日です。担当している連載「プリントすると写真が上手くなる」では、キヤノンの新しいインクジェットプリンター「imagePROGRAF PRO-1100」を早速使ってみました。

従来機「imagePROGRAF PRO-1000」や、A3ノビ対応機「imagePROGRAF PRO-G1」とのプリント比較を行ったのですが、新開発の顔料インクの採用により画質や耐久性などいろいろ良くなっていて、その優位性を実感することができました。

写真展などの展示作品となるとA3ノビでは小さく感じられることもあるためA2ノビ対応はうれしいのですが、プリンター本体が大きく重いので、導入にあたっては設置場所の確保が課題となります。でもこのクオリティーは自分の作品に必要だと感じたのでクリアするつもりです。

販売価格は18万6,400円前後で、購入資金のほうもなんとかしないと……。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。