岡嶋和幸の「あとで買う」

1,089点目:写真が浮いたように見えるフォトフレーム

ハクバ「Feliz」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ハクバ「Feliz」

Amazonで購入

本日ご紹介するのは、ハクバのフローティングタイプのフォトフレーム「Feliz」(フェリス)です。写真が宙に浮いているような飾り方ができるもので、300点目で同様の製品がありましたが、こちらはガラス板ではなくアクリル板でプリントを挟みます。

フォトフレームをうっかり落下させてしまったときにガラスが割れてしまう心配がないし、アクリルのほうが紫外線カット率が高いので、退色などプリントの劣化対策にも有効です。

対応するプリントサイズはL判、KG判(ハガキ)、2L判です。販売価格は1,400円前後で、色はナチュラル、ブラウン、ホワイト、ブラックが選べます。フレームサイズに余裕があるため、2L判でも少し背景が透けて見えますが、L判やKG判のほうがより浮いている感じに見えるでしょう。

デジタルカメラマガジンのプリント連載でも紹介したことがある、三菱王子紙販売の「ピクトリコプロ・デジタルネガフィルムTPS100」など透明フィルムに写真を印刷して飾るのも面白いです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。