岡嶋和幸の「あとで買う」

300点目:両面印刷や透明フィルムで写真を部屋に飾ろう

GIFT GARDENのガラスフレーム

私のAmazonのショッピングカートには、そのままレジに進むのではなく、「あとで買う」に移して様子見をしているアイテムが沢山あります。それらは値下がりなど何かのタイミングで購入するものもあれば、気持ちが覚めてしまって削除するものも……。この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、日々増え続ける私の「あとで買う」の中身をお届けします。いずれも購入前なので使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

GIFT GARDENのガラスフレーム

本連載でこれまで取り上げたフォトフレームのいくつかを、現在発売中のデジタルカメラマガジン2022年3月号で紹介しています。担当するプリントの連載での企画なのですが、このガラスフレームを使ったプリント方法なども解説しています。プリントを2枚のガランスに挟んでフレームに差し込むだけと簡単で、背景が透けて見えるユニークな飾り方が楽しめます。ハガキサイズのプリントに最適なこの製品の販売価格は2個セットで2,900円前後とお得です。2L判用のものもラインアップされています。

同様のガラスフレームは他にもあり、明るい色の正方形の製品もあります。両面から見ることができるので、2枚のプリントを背中合わせで入れても良いのですが、両面印刷対応の用紙を使った方が見た目はキレイです。誌面ではダイヤミックの「ピクトリコプロ・両面セミグロスペーパー」を使っています。また透明フィルムに写真を印刷して入れるのも面白いです。染料プリンター専用になりますが、今回はプラスの「光沢透明フィルム」を使ってみました。インクジェット複合機でも簡単に実践できます。

現在開催中のCP+2022では明日、2月25日(金)の15時からデジタルカメラマガジン&デジカメ Watch編集長の福島晃さんとプリンターおよびプリント関連のトークを行います。今回取り上げたフォトフレームなども登場予定ですので、オンラインコンテンツをご覧いただければと思います(https://cweb.canon.jp/event/cpplus2022/)。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。