岡嶋和幸の「あとで買う」

1,088点目:撮影現場での専門英語表現を学べる本

イイノ・メディアプロ『プロのフォトグラファーと将来フォトグラファーを目指す人のために情熱を込めてつくった海外で撮影があっても困らない役立つ表現がぎっしりつまった特別な英語本』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

イイノ・メディアプロ『プロのフォトグラファーと将来フォトグラファーを目指す人のために情熱を込めてつくった海外で撮影があっても困らない役立つ表現がぎっしりつまった特別な英語本』

すごく長いタイトルの本です。最近出版されたものではないのですが、面白い視点でまとめられているので本日ご紹介。英語力がゼロの私にとってはすごくありがたい1冊なのですが、1,036点目で紹介した翻訳機などを利用すれば何とかなりそうです。

とはいっても日本語でも業界用語や専門用語を知らない人には全く伝わらないことがあるので、英語でもそれらを知っておきたい感じです。グリーンの表紙の「カメラ・機材編」とオレンジの表紙の「コミュニケーション編」があります。

「カメラ・機材編」は撮影で使うカメラやライティング機材などを、例文を交えて解説されています。現場仕込みの実用的な単語や言い回しが盛り込まれていて、カメラ周りの専門英語表現を学べる内容です。

「コミュニケーション編」は撮影現場でのモデルやスタッフとのコミュニケーション、アートディレクターやクライアントとのミーティングなどで使える英語表現を学ぶことができます。

フォトグラファーに限らず、撮影現場にいる全ての人が使える表現が詰まっているようです。販売価格はどちらも1,296円です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。