岡嶋和幸の「あとで買う」

958点目:極上の操作感が得られるコンパクトなキーボード

PFU「HHKB Professional HYBRID Type-S」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

PFU「HHKB Professional HYBRID Type-S」

パソコン作業ではマウスやペンタブレットを使って画像処理を行うこともありますが、著述業の私は原稿の執筆などでキーボードに触れている時間が最も長いです。現在はApple純正のキーボードを使っていますが、USB接続の古いタイプなのでBluetooth接続のワイヤレスタイプに変えようと、ヨドバシドットコムの「あとで買う」にずっと入れっぱなしになっています。

ところが最近になって「HHKB」というアルファベット4文字をよく目にするようになりました。ずっと以前からある製品なのですが、来年は2冊くらい出版したいと考えているので、純正に拘らずできるだけ快適に書き進められるものを選びたいと思っています。

HHKBとは「Happy Hacking Keyboard」の略称で、必要最低限のキーのみで構成し、コンパクトで打ちやすいのが特徴。打感の良さや負担の少ないキーストロークなどで人気があります。キーボードの中央にポインティングスティックを搭載した最新モデル「HHKB Studio」は操作性がさらに増していますが、私は静粛性に優れたキー構造のこの製品が気になります。販売価格は3万7,000円前後で、日本語配列や英語配列、無刻印、色は雪、墨、白が選べます。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。