岡嶋和幸の「あとで買う」

957点目:クラファンサイトで人気を博した手作りバッグ

サイトロンジャパン「やまねこ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

サイトロンジャパン「やまねこ」

今回は「やまねこ」ブランドのカメラバッグです。今年の夏、Makuakeで先行予約販売を行い、25万円の目標金額に対し、200万円近い応援購入を達成した人気の製品です。

帆布素材のカメラバッグはほかにもありますが、私は複数のカメラやレンズを持ち運ぶことは稀なので、これくらいのサイズ感がちょうど良いと思いました。見た目も街歩きにぴったりな感じがします。

耐久性に優れ、パラフィン加工による撥水性もあります。デザイナーでもある縫製職人がビンテージミシンで1つ1つ仕立てているそうで、その特別感も魅力です。使い込むことで味わいが出るなどエイジングも楽しめます。サイズはSとM、色はコヨーテとオリーブが選べます。販売価格はSは2万5,500円前後、Mは3万500円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。