岡嶋和幸の「あとで買う」

950点目:バッグに吊り下げて気軽に持ち運べるミニ三脚

JOBY「ハンディーポッド クリップ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

JOBY「ハンディーポッド クリップ」

JOBYといえば3本の脚が自由に曲げられる「ゴリラポッド」が世界的に人気ですが、ミニ三脚「ハンディーポッド2」がベースの今回の新製品もユニークで、3本の脚のうち1本がカラビナになっています。バッグなどに吊り下げることができ、旅行のときなど持ち運びに便利です。

携行性という点では861点目で紹介したCSPの「カメラスタンドプレート」も魅力的ですが、こちらは脚を閉じてハンドグリップとして利用することも可能です。カラビナに指を通せば、脚を握ったときの安定性も増しそうです。

スマートフォン用のアダプターが付属し、販売価格は3,300円前後。色はグレーとレッドが選べます。アクションカメラ用のアダプターが付属する「ハンディーポッド クリップ アクション」(グレーのみ)もラインアップされていて、販売価格は2,500円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。