岡嶋和幸の「あとで買う」
695点目:カラーメーターで数値化して光の状況を知る
セコニック「C-800」
2023年3月26日 07:00
ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。
セコニック「C-800」
Amazonで購入
:
セコニックの製品は、631点目でアナログのロングセラーの露出計を紹介しましたが、今回はカラーメーターなので表示など思いっきりデジタルな感じです。デジタルカメラマガジンのプリント連載などでメーカーからお借りして使ったことがあるのですが、Amazonだけでなく、ヨドバシドットコムとマップカメラの「あとで買う」にもずっと入れっぱなしになっています。販売価格は17万3,000円前後です。
照明機器の色温度や演色性の確認が主な用途ですが、私の場合は撮影よりプリント関連で使用することが多いです。色温度については、最近のLEDライトは調節機能を備えているものもあるほか、撮影したRAWデータは現像時に調整できます。
フィルムカメラ全盛期より神経質にならなくてすみますが、演色性も撮影やプリントにおいて重要です。カラーメーターは光源をきちんと管理するために必要なアイテムで、カメラやレンズと同じくらい大切な存在といえるでしょう。