岡嶋和幸の「あとで買う」

494点目:細かい作業が楽になるデジタル顕微鏡

Andonstar「AD206」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

Andonstar「AD206」

107点目でデジタル顕微鏡を紹介しましたが、今回は液晶ディスプレイを搭載したタイプです。同じような製品がたくさんあってどれにするか迷うのですが、「Andonstar」というブランドのこちらの製品を選びました。画面サイズや倍率が異なる製品がラインアップされていて、PC接続、HDMI接続、Wi-Fi接続が可能なものもあります。

撮影機材のメンテナンス、フィルム写真のセレクト、プリントのスポッティングなどで各種ルーペを使い分けていますが、若いころのように細かいところまで目が行き届きにくくなりました。Amazonの「あとで買う」にはずっと前からハズキルーペが入れっぱなしになっているのですが、今回はこちらの製品を試してみたくなりました。

販売価格は1万5,000円前後です。液晶ディスプレイの見え方はもちろん、スタンドの使い勝手も気になりますが、細かい作業などいろいろ便利に使えそうです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。