岡嶋和幸の「あとで買う」

356点目:折りたたんでフラットにできるインナーバッグ

KANI「トラベルインナーカメラバッグ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

KANI「トラベルインナーカメラバッグ」

インナーボックスやインナーポーチなどクッション性のあるバッグインバッグはこれまでもいくつか取り上げましたが、旅行先で使うためにこれらを複数携行することがあります。ただどれも簡単にはペチャンコにはならず、いつもスーツケースに無理矢理詰め込む感じです。

でもこの製品はフラットに折りたたむことができ、しかもファスナーで閉じられます。収納時の厚さは4cmです。販売価格は2,300円前後で、オレンジ、ブラック、グレーの3色から選べます。天蓋は巾着のように開閉できるドローコード式。状況に応じてよりフレキシブルに対応できるよう、サイズ違いなどラインアップも充実するとうれしいです。個人的には天蓋がないタイプも欲しいです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。