岡嶋和幸の「あとで買う」

198点目:人物撮影などで風を演出できる電動ブロアー

SnapFreshのコードレスブロアー

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

SnapFreshのコードレスブロアー

プリントをする際にフィルムや用紙のホコリを吹き飛ばしたりなど、カメラやレンズのクリーニング以外にもブロアーはよく使用します。常に手元にないと困ってしまうのですが、デスクから転がり落ちるなど必要なときに姿を消してしまうことも。でも37点目で紹介した直立できるブロアーを使うようになってからはそれもなくなりました。

さて今回は、毎年この時期になると出番となる強力なブロアーです。自宅の庭や道路に落ちた枯れ葉をかき集めるときに使用します。そろそろ新しいものに買い替えようと考えていて、Amazonでもたくさん販売されているのですが、その中で特に良さそうだと思ったのがこの製品です。販売価格は9,000円前後で、オレンジとグリーンが選べます。

商品ページを見ると洗車後の水滴の吹き飛ばしや、バーベキューの際の火起こしなどでも活用できるようですが、撮影スタジオで働いていた30年以上前から同様のアイテムはよく使っていました。人物撮影で風を演出するわけですが、充電式のコードレスタイプなのでスタジオに限らず、無風のときに屋外でも使えるので便利です。動作音がうるさくて被写体とコミュニケーションが取りづらくなるかもしれませんが、さまざまなシーンで活躍するでしょう。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。