岡嶋和幸の「あとで買う」

37点目:直立できてデスクから転がり落ちないブロアー

Giottos「ハイパワーロケットブロアー」

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

Giottos「ハイパワーロケットブロアー」

紛失や劣化のたびに新しく購入するなど、これまでいろいろなブロアーを使ってきました。そして近年はこの「ハイパワーロケットブロアー」を愛用しています。販売価格は1,850円前後。自立する点がお気に入りの理由です。

一般的な形状のブロアーはコロコロと転がってデスクから落下したり、それを拾おうとすると、ラグビーボールのようにあちこちに逃げ回って困ることがあります。でもこのブロアーは脚が付いているため、立てておけば安心です。サイズが大きい分エアーは強力です。

ブロアーは数年毎に買い換えた方がよいでしょう。古いブロアーを使用すると、経年劣化で発生した細かいチリが噴射され、レンズや撮像素子に付着することがあるからです。寿命は素材などによって異なるようですが、私が今使っている物も古くなってきたので、今度もまたこれを買いたいと思います。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。