岡嶋和幸の「あとで買う」

188点目:ライティングもライトスタンドも見た目が大事?

Neewerのステンレス製ライトスタンド

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

Neewerのステンレス製ライトスタンド

撮影スタジオでの修行時代、傘トレを誰よりも速く、そして美しく作るためによく練習しました。近年は便利なアイテムがたくさんあるので、傘トレを自分で作ることはなくなりましたが、今でもスタジオ撮影はセッティングの美しさを大切にしています。使用する機材にも美しさや格好良さを求める方ですが、従来より手ごろなものが増えました。もちろん「安かろう悪かろう」ではダメで、操作性や安定性、耐久性などが購入の際のチェックポイントになりますが、そのあたりはカスタマーレビューの内容でだいたい判断できます。

これまでもいくつか取り上げていますが、最近は「Neewer」というブランドの製品を目にする機会が増えました。その中で今狙っているのがこのステンレス製のライトスタンドです。販売価格は200cmの高さまで伸ばせるもので3,300円前後。安さという点では、Amazonベーシックのアルミニウム製のライトスタンドは2,000円前後、2本セットだと3,200円前後ととてもお買い得ですが、美しさや格好良さは少しもの足りない感じです。でもライトスタンドはいろいろな使い方ができ、例えば6点目で紹介したレーザー墨出し器を取り付けて作業するなど、ライティング以外でもあると何かと便利です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。