岡嶋和幸の「あとで買う」

144点目:GRを構えたときの安定感が増すアクセサリー

Haogeのサムレスト

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

Haogeのサムレスト

RICOH GR IIIxが発表されましたが、もちろんGRistなので発売と同時に手に入れるつもりです。現在はGR IIIを愛用していますが、今後は2台を使い分ける感じになるでしょう。ボディはほぼそのまんまGR IIIなので、GR IIIxが届いたらすぐに使えるよう、必要なアクセサリーなどはあらかじめ購入しておきます。GR IIIで今使っているお気に入りのものと基本的に同じにします。

まずはサムレストです。構えたときにどうしても親指が落ち着かない感じがするので装着しています。愛用しているのはHaogeのGR III用で、販売価格は2,300円前後です。ブラック、シルバー、レッドが選べます。装着するとアクセサリーシューに外部ミニファインダーが付けられなくなりますが、私は顔から離れた位置で構えて片手で撮ることが多いので問題ありません。少し出っ張りますが、安定感が増すので気に入っています。GR III用のサムレストはこれ以外にもAmazonで複数売られています。「JJC」というブランドの製品も気になったのですが、ブランド名などが目立つため見送りました。カメラの持ち方や手の大きさなど個人差はあるため、こちらの方が使いやすい場合があるかもしれません。

次に背面モニターの保護ガラスです。保護フィルムなどこれまで使ったことはなかったのですが、スマートフォンで保護ガラスの良さを知ってからは、デジタルカメラの背面モニターにも取り付けるようになりました。GR IIIにも付けている「GRAMAS Extra Glass」をGR IIIxにも装着するつもりです。

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GR IIIとの差別化という点では、リングキャップの色を変えて瞬時に判別できるようにする方法が有効でしょう。注意しなくてはいけないのがGR III用は「GN-1」で、GR IIIx用の「GN-2」と互換性がないこと。前者はブラックとダークグレーの2色、後者はブロンズを加えた3色から選べます。GR IIIx購入者対象の「PURPLEリングキャッププレゼントキャンペーン」でゲットしたものに付け替えるのもいいのですが、他人と一緒の色は嫌だという人には、GR IIIxには付けられませんがカラーバリエーションが豊富な「JJC」の製品もあります。

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GR IIIに装着しているストラップは、ハンドメイドの革製品ブランド「cooca」(https://www.coocamarche.com)を運営する知人によるオリジナルです。でもGR IIIxには、ずっと気になっているインダストリアの「GRフィンガーストラップ」を考えています。サムレストが邪魔かな?と思うのですが、せっかくですから同じブランドの「GRスリーブ」もセットで購入してみようかと。そのような感じであれこれ妄想しながらGR IIIxの発売を待ちたいと思います。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。