岡嶋和幸の「あとで買う」

145点目:大判のフィルムホルダーを持ち運ぶためのバッグ

f.64の4×5フィルムホルダーケース

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

f.64の4×5フィルムホルダーケース

仕事で4×5判の大判カメラを使っていたときのフィルムホルダーが手元にまだ残っています。それらは専用のアルミケースで運んでいました。フィルムホルダーは50枚あって、全てにシートフィルムを詰めると表裏で2枚、合計100枚撮影できるようになりますが、今は作品制作で使うだけなのでそんなにたくさん必要ありません。1回の撮影でフィルムは10枚あれば十分です。つまり必要なフィルムホルダーは5枚ということになります。

大判カメラは109点目で紹介したインナーケースに収納して持ち運びますが、フィルムホルダーはちょうどよいバッグがありません。ジャストサイズのものを探してみたところ、この製品を見つけました。販売価格は4,500円前後です。移動だけでなく、撮影中の使い勝手も選ぶ際のポイントになりますが、製品写真を見た感じでは問題なさそうです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。