岡嶋和幸の「あとで買う」

120点目:暗室作業で薬液から服を守るためのアイテム

spiff upの白衣

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

spiff upの白衣

白衣はフィルム写真の暗室作業のときにいつも着ています。理科の実験のような感じで、別にコスプレではありません。作業内容によってはマスクやニトリル手袋などを使用することもあり、暗室作業を知らない人にはすごく怪しい姿に見えるでしょう。

現像液や定着液などいろいろな薬液を使うのですが、それらが跳ねて服に付着すると洗濯しても落ちずシミになることがあります。エプロンを着用される人もいますが、写真学校の入学時に購入した教材の中に含まれていて、私はそれ以来ずっと白衣です。白衣の方がカバーできる範囲が広いので安心です。こまめに洗濯しますが、定期的に買い換えるのでいつもリーズナブルなものを選んでいます。今回は販売価格が2,400円前後のこの製品にしようと思います。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。