クルマとカメラ、車中泊
機内持ち込み可能! 大容量モバイルバッテリーと出張電源セット
2025年3月23日 12:00
みなさんもそうだと思うけど、仕事には出張がありますね。僕の場合は遠方でも可能な限り車で行きます。この1年、北は秋田、西は岡山まで行ったなあ。車中泊設備整えてるし、行った先での行動が自由になるしね。だけれども、年に何度かは、どうしても公共交通機関で行けねばならないこともあるじゃない? 具体的には飛行機+レンタカーなんだけれど。
そこで問題は電源なんですよ。普段から車中泊カーの豊富な電源になれちゃうと行った先での電源確保が不安になっちゃうんですよ。そこで今日はこれ、出張セット(笑)
まずカーチャージャーが3個あるけど、真ん中の小さいのが最大45W、他の2つは最大65W。PD、QC対応のもの。最近買ったのは左側のもので、UGREENの製品。UGREENはこうした電源周りのものを長らく作っているので、安心できるブランドですな。他2つは随分前に買ったもので、どこのものか分かりませぬ。ごめん。なのに、なぜ出したかというと、大きさを見て欲しいのです。
出張だと小さきゃ小さいほどいい、と思ったんだけど右2つは小さくて忘れるのよ。家に忘れたり、レンタカーに忘れたり。しかも、1番右のは、シガープラグに刺すと奥まで入っちゃって、取り出すのに一苦労(汗)。真ん中のは、メッキの部分が起き上がってハンドルになるので、取り出しには苦労しません。小さいものをご所望なら、こっちのタイプがいいよね。
お次はバッテリーチャージャー。バッテリーをたくさん持っていく手はあるけど、充電できないのは不安だよね。そこで必ずバッテリーチャージャーは持って行きますな。で、このバッテリーチャージャー、ちょっと大きいのが玉に瑕なんだけど、蓋がついてるので、カメラバッグの整理がつきやすくお気に入り。2個同時充電というのもありがたいのです。
さあ、今回の目玉、モバイルバッテリー。ちょっと大きめ154Wh。そうです!飛行機に持ち込めるほぼ最大サイズなのです。多くの航空会社では100Whを超え160Wh以下のバッテリーは2個まで機内持ち込みができます。で、アマゾン探索で目についたのがこれ。スケルトンなデザインに惹かれちゃったのであります(笑)
ハンドルについたコネクタカバーを取り付けるとIP67の防水・防塵。使用時は当然コネクタカバーを外すんだけど、その際も密閉性は高いようで、使ってたら内部に結露した。上の写真の手前側を見てね。バッテリーは出力すれば熱を持つけど、出力をやめてそのまま寒いところに放置しちゃうと結露しちゃうわけです。これ、スケルトンだから見えちゃうだけなんだよね。他のバッテリーでもこうなってるんだろうなあ。暖まったバッテリーを急に寒いとこに放置しないように気をつけよ、と思った次第。
というわけで、1カ月ほど使ってみて気に入ったのでもう1個買っちゃいました!
だけどね、全く同じのを買うのも芸がないので、違うブランドのものを買ってみたんですよ。他にも違うブランドで同じものがいくつかあるんだけど。まあOEMってことだね。どこが本家かわからんのだけど。アマゾンのページを見ていると微妙に情報が違ったりで、本当に同じものかは買ってみないとわからんというのが、ネットショッピングならではの醍醐味?
結論は後から買ったものも全く同じものでした。シールの違いとハンドルが長いことが違いだったな(笑)
さて。最初のアマゾン探索で、同じものだろうなぁと思いながら、なんで最初にIdea Thinkの製品を買ったのかというと、PSE認証なんですよ。Idea ThinkのページだけがはっきりとPSE認証済みと記載されてたからです。そもそもPSE認証取れてないと輸入も販売もできないことになってる訳だけど、時々ね〜。なので明記してあるものを選んだって訳です。
性能が一定程度担保されてるってことにもなるしね。で、そもそも論がありますのでMOMAX買って確認しました。製品にちゃんと印刷されてます。1番下の右側にPSEマークありましたよ〜。でも、PSEマークだけ色が違ってるので、これは日本の販売代理店が取得したんだろうね、株式会社サンライズって書いてあるし。あとここには、容量154Whと明記されています。これ大事。この表記がないと飛行機に持ち込めなくなっちゃうからね。使ってるうちに印刷が擦れちゃって薄くなっちゃうから、シールを貼って保護しときます〜
こんなわけで大容量のモバイルバッテリーはすでにとっても便利と感じてて、家の中でも使いたい。延長ケーブル引っ張ってパソコン使うより、モバイルバッテリーを横に置いてお仕事するのも気軽に便利でいいのですよ。そんな使い方をしているときにふと思ったのが”効率”。
モバイルバッテリーに充電するにはまず100VからUSB-C PDに変換しなけりゃならないよね。ここの変換効率をググるとざっくり80%、そして充電に使われた電気がどれだけ使えるかって効率がざっくり70%。あれ。全体の効率は56%ってことだよね?
と言うことは約150Whの電気をモバイルバッテリーで使うためにはおよそ270Whの電気を消費しなけりゃならないってことだよね。この計算正しい?いずれにしてもどんなバッテリーを充電して使うにも損失があることは確実です。
そもそもの目的がレンタカー使用前提で走行中の余剰電力で充電するので損失は気にしなくて良いんだけど、家庭内で使うには損失があることを考えつつ、利便性と天秤にかけなきゃってことになりますな。
モバイルバッテリーも容量が大きくなってくるとそんなことも気になってきちゃうんだなーと言うのが発見でした。皆さんも、モバイルバッテリー賢く便利に使ってね。
そしておまけ。
撮影機器は全部USBって訳じゃないよね。DCプラグかついろんな電圧のものが多いよね。PD規格だからこそ様々な電圧に変換できる変換ケーブルが販売されています。トリガーケーブルというらしいです。これを使うとLED照明機材、電動スライダー、赤道儀など撮影周辺機器のほとんどに電源供給できちゃいます。合わせて買っておくと良いですよ。あ、機器側のDCプラグも調べてね。何種類もあります〜