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5月号【折原みか + ニコンD3X】1週目

~巨大なRAWデータ!


 5月号は、折原みかちゃんとニコン「D3X」の登場。撮影の日はいい感じに晴れ、4月の末というのに昼頃になると暑いほど。結構汗だくでの撮影だった。

 D3Xの主な仕様は、有効画素数24.5メガピクセルの35mmフルサイズ(FXフォーマット)のCMOSセンサー搭載、最大記録画素数6,048×4,032ピクセル、ISO100~1600(最大ISO6400相当)、バッテリーはリチウムイオン充電池「EN-EL4a/EL4」、メディアスロットはデュアルCF、2種類のライブビュー機能、約92万ドット(VGA)3型低温ポリシリコンTFT液晶……など。いまさら言うまでもなく、ニコンFXフォーマットにおけるのハイエンドモデルとなる。

 今回用意したレンズは筆者手持ちの「Ai AF Nikkor 85mm F1.4 D (IF)」、「Ai AF Nikkor 50mm F1.4 D」、「Ai AF Nikkor 35mm F2 D」、「Ai AF Nikkor 24mm F2.8 D」の4本。そしてストロボは「SB-900」を編集部からお借りした。これらのレンズは筆者が仕事で使っているレンズ。普段使っているボディが「D2X」の関係から85mmの出番は少ないのだが、今回はFXフォーマットなのでもちろん持って来た。


 写真は全てRAW+JPEGで撮影、「ViewNX」で現像し、Photoshopで若干の補正などを行なっている。感度は全てISO100。上ブロックのレンズは左上Ai AF Nikkor 85mm F1.4 D (IF)、右上Ai AF Nikkor 24mm F2.8 D、ほかはAi AF Nikkor 50mm F1.4 D。F4.5~5、1/125~1/160秒。下ブロックのレンズは、上2枚がAi AF Nikkor 85mm F1.4 D (IF)、ほかはAi AF Nikkor 50mm F1.4 D。F3.5~5.6、1/250秒で撮っている。こうして見るとDXフォーマットなら多用する35mmを全く使っていないことがわかる。FXフォーマットだと50mmと85mmが主力だ。

 筆者の場合、D2Xでの撮影は全てJPEGなので、4GBのCFを2枚持っているだけ。1シーン100~200枚程度と、この容量でも十分事足りている。しかしD3Xにメディアを入れ、RAW+JPEGへ設定、撮れる枚数を見たところ……98枚!(実際は100枚程度撮れた)この連載では6つの衣装が必要。単純に1衣装100枚撮ったとして6シーンで24GB。巨大な容量だ。

 もちろんサイズが大きい分、ViewNXでのRAW現像も時間がかかる。64bit版のWindows VistaにCore 2 Quad(Q8200)、メモリ8GBの構成でも1枚10秒以上待つ。さらに現像中にリソースメータを眺めていると、あっという間に4GBを超える。これまでアプリケーションを使っている時に4GBを超えた事は一度も無く、ちょっと驚いてしまった。D3XのRAW現像を快適に行なうには、PCもそれなりのパワーを持ったものが必要そうだ。

 折原みかちゃんは今回初めて撮影した。彼女の所属する事務所の子はDVDビデオも含めほとんど撮っているのだが、なぜか彼女だけは1回も無く、「はじめましてお待ちしてましたっ!」と言う感じだ(笑)。(つづく)

actress 折原みかAVILLA
photographer 西川和久
ニコンD3X
Ai AF Nikkor 85mm F1.4 D (IF)
Ai AF Nikkor 50mm F1.4 D
Ai AF Nikkor 35mm F2 D
Ai AF Nikkor 24mm F2.8 D



URL
  ニコン
  http://www.nikon.co.jp/
  ニコンD3X関連記事リンク集
  http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/12/06/9744.html
  バックナンバー
  http://dc.watch.impress.co.jp/cda/weekend_backnumber/



西川和久
(にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、dwango.jp(待受)のグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中! http://www.iwh12.jp/blog/

2009/05/08 00:19
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