3週目は、上ブロックが全てISO100、F3.5、1/125~1/200秒。下ブロックは、自然光で撮っている左上と右下のカットはISO400、F3.5、1/125秒。それ以外のストロボを使っているカットは、ISO100、F3.5、1/200秒。レンズはすべて「ZUIKO DIGITAL 11-22mm F2.8-3.5」だ。ストロボは純正の「FL-50R」。ちょうど上ブロックの右下を撮った12時半あたりから日差しが戻ってきた。
ストロボは3月号同様、後ろに白のカポックを置き、後ろに向けて発光している。このストロボで撮ったカットだけ現像時、彩度を+1に設定した。
ZUIKO DIGITAL 11-22mm F2.8-3.5のワイド端は11mm、35mm判カメラ換算で22mm相当だ。この画角は、普段仕事で使っているDXフォーマットのニコン「D2X」と24mm、35mm、50mm、85mmといったレンズでは絶対得られない画角となる。グラビア系の撮影なので使用する頻度は低いが、狙って使えばかなり面白い絵が撮れる。
上ブロックの横位置と下ブロックの横位置のカットがどちらもワイド端の11mmだ。ただ、11mmを使った理由が、前者は場所が狭く引くに引けない状態で仕方なく……。後者は逆にこの絵を狙って床にカポックを敷き寝転がって撮ったカットだ。このスタジオはもう数え切れないほど使っているが、こんな感じの写真を撮ったのは初めて。なかなか面白い経験をした。
左側のオフショット、さくらちゃんが頭の上に乗せているストロボが「FL-50R」だ。オリンパスのストロボは使ったことが無かったものの、結構ガッチリとした作りで作動も安定していた。この写真、さくらちゃん曰く「私がカメラのつもりで頭に乗せた!」そうだ(笑)。
純正のストロボはこの「FL-50R」そして、「FL-36R」「FL-20」の3種類だ。それぞれガイドナンバーや機能が違い、価格は6万5,625円、3万3,600円、1万5,750円となっている。考えてみれば、デジタル一眼レフカメラの価格はかなり下がったが、アクセサリー類は意外と昔の価格帯のまま。あまり変わっていない。もう少し安くなれば……と日頃から思っている。
さくらちゃんの今後のスケジュールは、6月17日(水)~21日(日)銀座みゆき劇場で朝倉薫演劇団ミュージカルファンタジー「ビデオショップドリーミング」に出演、6月24日(水)にはセカンドDVD「「雫~しずく~」がイーネットフロンティアから発売と、頑張っている。ブログも結構更新しているのでぜひ遊びに行って欲しい。
actress 佐藤さくら@Spice Records
photographer 西川和久 オリンパスE-30 ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8 ZUIKO DIGITAL 11-22mm F2.8-3.5
■ URL
オリンパス
http://www.olympus.co.jp/
オリンパスE-30関連記事リンク集
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/11/08/9571.html
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西川和久 (にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、dwango.jp(待受)のグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.iwh12.jp/blog/ |
2009/04/17 00:27
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