先週、これまで掲載した全カットは、「PENTAX PHOTO Laboratory」の現像パラメータの1つである「シャドー補正」を全てONにしたと書いた。今週中央のグラビアもはじめはそうしていたのだが、このカットに限ってはOFFにした方が絵的に好み。やはりシャドー補正を“ON”にするか“OFF”にするかは、毎回現像時にチェックした方が良さそうだ。これはあくまでも推測なのだが、今回のカットは周りが白っぽく、それなりに光が回っているため、ONにすると不自然なのだろう。実際ONにするとそんな感じの絵になってしまう。
ただこの件も、周りが白ければ全て当てはまるか? と言えば、そうでもなく、上ブロックの白い壁の部屋ではONの方が良かった。他社の現像ソフトでもネーミングこそ違うもののシャドー補正と類似した機能が付いている。これら全てに当てはまるのはONとOFFでの仕上がりの予測が出来ないこと。場合によってはONにすると全体的に少し暗くなってしまうケースもあるほどだ。従ってJPEGで撮るにしろ、RAWで現像するにしろ、その差をチェックするのが必修だと思われる。
さて、3週目に「写らないギリギリの範囲にストーブが置いてあったりするものだ」と書いたが、上ブロックの左下が、それを証明するカットだ。右下もRIFAで見えない部分にストーブがある。さらに照明は1KWあり、ダブルの熱で結構周囲は暖かい。こうやって徐々にエンジンをかけて行くのもカメラマンの仕事だったりする。
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K-m+FA 43mmF1.9 Limited
ISO400 / WB:オート / F2.8 1/180秒 / RAW(PENTAX PHOTO Laboratoryで現像)
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清乃ちゃん、ちょうどこの週末の3月1日(日)に、写真集「フクラミ」発売記念イベントが書泉ブックマートで12時から、また3月8日(日)は、DVDビデオ「フクラミ」発売記念イベントが、石丸ソフトワンで15時から、ソフマップ アミューズメント館で18時から行われる。彼女に会ってみたい方はぜひ遊びに行ってほしい。
actress 清乃@ウィーザードファクトリー
photographer 西川和久 K-m FA 43mmF1.9 Limited
■ URL
ペンタックス
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ペンタックスK-m関連記事リンク集
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/10/08/9380.html
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西川和久 (にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、dwango.jp(待受)のグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.iwh12.jp/blog/ |
2009/02/27 00:55
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