デジカメ Watch
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~普及価格帯の35mmフルサイズ機!
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3月号【岡本果奈美 + キヤノンEOS 5D Mark II】1週目

~普及価格帯の35mmフルサイズ機!


 3月号は、岡本果奈美ちゃんとキヤノン「EOS 5D Mark II」の登場。撮影の前日はミゾレ混じりの雨で激寒。翌日どうなるかと心配していたが、ピーカンとまでは行かないものの、何とか持ち直しほっと一安心。この原稿を書いている日は雪が降ったり、もう3月だというのに東京は寒い日が続く。

 EOS 5D Mark IIの主な仕様は、有効画素数約2,110万画素の35mmフルサイズCMOSセンサー搭載、最大記録画素数5,616×3,744ピクセル、ISO AUTO/ISO100~6400(感度拡張でISO50、ISO12800、ISO25600にも対応)、バッテリーはバッテリーパック「LP-E6」、メディアはCF、3型約92万ドット液晶……など。EOSシリーズ初のフルHD動画撮影機能を搭載した中級機モデルだ。

 何と言ってもこのカメラ最大の魅力は最上位の1D系ではなく、中級機に相当するモデルでフルサイズのイメージャを搭載していることだ。実際、筆者の友人数人は、35mmフルサイズに惹かれて購入したり、真剣に購入を検討していたりする。確かにAPS-Cサイズと比較して、レンズの画角がそのままで使えるなど、35mmフルサイズ機でしか味わえないものがあり、それが人を魅了するのだろう。


 今回用意したレンズは、「EF 35mm F2」、「EF 50mm F1.4 USM」、「EF 85mm F1.8 USM」。APS-Cサイズであれば50mm止まりでも十分であるが、35mmフルサイズという事もあり、85mmも用意した。カメラの設定は今週は全てISO100。取りあえずオートホワイトバランス、ピクチャースタイルはスタンダード、RAW+JPEGで撮影し、付属の「Digital Photo Professional」で現像するときに色温度などを触り、解像度変更してJPEGで保存している。

 普段何本かレンズを用意しても、結果的に1本しか使わなかったことも多いが、今週はそれなりにレンズを交換している。上ブロック、上2枚は85mm、中央50mm、左下50mm、右下35mm。下ブロック、上2枚は85mmで、ほかは全て35mmだ。85mm F1.8 USMは(多分)今回初めて使ったレンズ。「EF 85mm F1.2 L USM」は持っているが、重い上にAFが遅く、この手の撮影にはあまり向かないため、もう何年も使っていない。フルサイズとなると85mmは1本あった方がこの手の撮影には便利。この85mm F1.8 USMはなかなか反応も良く、写りはご覧の通りだ。

 さすがに、このクラスのカメラでRAW+JPEGだと4GBのメディアを使っても記録できる枚数は100枚ちょっと。仮に毎回フルに撮って6シーンだとそれだけで24GBにもなる。セレクトしてもDVDに焼くには面倒な量だ。逆にそう考えると、全くストレス無く撮影出来ているので、中級機とは言え、ボディの処理能力は相当なものだと思われる。

 岡本果奈美ちゃんは、去年別件で撮影しているのでご無沙汰! と言った感じだ。ここに告知を掲載できるので確認したところ、ちょうど2月末に1st写真集が出たばかりで、今週からあっちこっちの雑誌にグラビアが掲載される。興味のある人は彼女のブログに予定が載っているので、ぜひチェックして欲しい。(つづく)

actress 岡本果奈美ツーウィン
photographer 西川和久
キヤノンEOS 5D Mark II
EF 35mm F2
EF 50mm F1.4 USM
EF 85mm F1.8 USM



URL
  キヤノン
  http://canon.jp/
  製品情報
  http://cweb.canon.jp/camera/eosd/5dmk2/
  バックナンバー
  http://dc.watch.impress.co.jp/cda/weekend_backnumber/



西川和久
(にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、dwango.jp(待受)のグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中! http://www.iwh12.jp/blog/

2009/03/06 00:43
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