2週目のカメラ設定は、上ブロックは全てISO100でレンズは「ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8」。絞りF3.2~3.5、シャッタースピードは1/250~1/320秒。下ブロック、レンズは全てZUIKO DIGITAL 25mm F2.8、左上と中央だけISO250、ほかはISO400、絞りF3.2~F3.5、シャッタースピードは1/200~1/320秒となっている。ホワイトバランスはオートで撮影したが、「OLYMPUS Master 2」での現像時に4600~4800K程度に調整した。
ほかの現像パラメータで触ったのは彩度とコントラスト。何枚かは彩度を+1に、コントラストは下ブロック右下だけ+2としている。あまり光量のない場所での逆光で銀レフを当てるパターンはコントラストがノーマルだと冴えない絵になってしまうからだ。このくらいコントラストを上げた方がパッキリする。
「E-30」を使っての感想であるが、速度やバッテリーの持ちなどは特に不満は無かったが、あえて1点だけあげるとすればファインダーの見づらさだろう。11ある測距点のどの位置が現在アクティブなのかが、光り方が弱くまた小さいために瞬時に把握しづらいのだ。
またバストアップ程度のサイズであれば合焦が確認できるが、それ以上引くとファインダー越しだと良くわからない。光った測距点を信じてシャッターを切ることになる。もちろんほかのデジタル一眼レフカメラでもファインダー越しでわかりづらい時は同じ話なのだが、AFのヒット率は少し低めだった。
ボディのサイズはどちらかといえば「E-3」に近く、「E-620」や「E-520」と比較すると一回り大きい。逆にZUIKO DIGITAL 25mm F2.8はパンケーキ・タイプでかなり薄い。普段使いには扱いやすいレンズだ。
今月は「ZUIKO DIGITAL 11-22mm F2.8-3.5」と併せて2本のレンズを取り替えながらの撮影となったが、等倍で見てもホコリらしい影などは全く写っていない。もちろんあまり絞っていないのでホコリの影が出にくい条件なのだが、ダストリダクションシステムのおかげで、何も考えず無頓着にレンズ交換できる。有無の差はかなり大きいと今更ながら思ってしまった。
さくらちゃん曰く、この水着は一品物で、同じものは2つとないとのこと。桜をあしらった可愛い水着だ。でも良く見るとカットは結構大胆だったりする。もっと光がいっぱいあれば良かったが、この水着を撮っている時が一番曇天で少し寒かった。スタッフ皆で「ここは沖縄~! あー足元にカニがぁぁ」と大騒ぎしながらの撮影だった。(つづく)
actress 佐藤さくら@Spice Records
photographer 西川和久 オリンパスE-30 ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8
■ URL
オリンパス
http://www.olympus.co.jp/
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http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/11/08/9571.html
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西川和久 (にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、dwango.jp(待受)のグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.iwh12.jp/blog/ |
2009/04/10 00:25
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