8月号は澤木律沙ちゃんとキヤノンEOS Kiss Fの登場だ。先週は晴れているとはいえ、湿気が多く少し動くと大汗をかく日々が続いたが、今週に入ってそれも落ち着きカラっとした夏になってきた。撮影した日は基本晴れ。ただぶ厚い雲も多く、晴れたり曇ったりの繰り返し。ピーカンの絵を期待していただけに残念であるが、それでも夏っぽい感じになったと思う。
キヤノンEOS Kiss Fの主な仕様は、有効画素数約1,010万画素のCMOSセンサー搭載、最大記録画素数3,888×2,592ピクセル、ISO100~1600、バッテリーはバッテリーパックLP-E5、メディアはSDHC/SDメモリーカード、2.5型 23万画素 TFT液晶……など。EF-Sマウント、ライブビューにも対応した、同社のエントリーモデル。EOS Kiss X2の下位モデルに相当する。
手元に届いたのはレンズキット・モデルで、EF-S 18-55mm F3.5-5.6 ISが付属する。しかし撮影で使用したのはいつものEF 24mm F2.8、EF 35mm F2、EF 50mm F1.4 USMの3本だ。これだけ明るいとF値はあまり関係無いものの、写りが違うので単焦点をピックアップした。
カメラのセッティングはISO100、上ブロックがJPEG:Large/Fine、下ブロックがRAW+JPEG、ホワイトバランスはオート。カラー関連のパラメータは標準のまま。RAWに関してはDigital Photo Professionalで現像し、ピクチャーコントロールでポートレートに設定、ホワイトバランスを微調整している。
上位機種EOS Kiss X2との最大の違いは、画素数(EOS Kiss X2は約1,220万画素)と液晶モニターのサイズ(EOS Kiss X2は3型)。この違いを重要視する人もいれば、筆者のように誤差の範囲と思う人もいるだろう。個人的にはKissは1モデルあれば十分では? と思うが、競合他社との関係もあり登場したのだろう。EOS Kiss X2はこの連載の5月号で扱ったこともあり、その使用感は何となく覚えているが、どうも違いはこれだけでは無さそう……。
AFに関しては印象が違うのだ。5月号を撮影した時は特にAFで気になる点は無く、今当時の記事を読み返してもAFのことには触れていない。しかし、このFでは、遅かったり迷ったり、外したり、撮ってる最中に「あれっ!?」っと思ったケースが多く、特に迷う点は、特殊な光でも構図でも無いのにレンズがギーギー鳴って結果合わないことがあった。編集担当の話によると、AFユニットが違うらしいので、その差が出ているものと思われる。
澤木律沙ちゃんは、最近DVDビデオ「究極乙女 澤木律沙」が出たばかり。既に何枚も出していることもあり撮影し易く、大人っぽい表情と子供っぽい表情を交互にするので撮ってても面白い。8月に撮影会もある様なので、気になる人は彼女のBLOGをチェックして欲しい。(つづく)
actress 澤木律沙@ACE
photographer 西川和久 キヤノンEOS Kiss F EF 24mm F2.8、EF 35mm F2、EF 50mm F1.4 USM
■ URL
バックナンバー
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/weekend_backnumber/
EOS Kiss F関連記事リンク集
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/06/17/8644.html
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、dwango.jp(待受)のグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.iwh12.jp/blog/ |
2008/08/01 00:35
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