6月号は南結衣ちゃんとソニーα350の登場だ。撮影は3日の火曜日。ここのところ、火曜日に東京に台風が接近する確率が高く、いやな予感がしていたのだが、やはり台風5号がやってきてしまった。小降り程度であれば屋上で傘をさしたカットも……と考えたが、土砂降り、諦めてすべて照明(RIFA)を使い、屋内での撮影となった。
α350の主な仕様は、有効画素数約1,420万画素のAPS-CサイズCCD搭載、最大記録画素数4,592×3,056ピクセル、ISO100~3200、バッテリーはリチャージャブルバッテリーパックNP-FM500H、記録メディアはCF、上下に可動する2.7型23万画素TFT液晶……など。ライブビューやボディ内手ブレ補正機能などを搭載する、デジタル一眼レフカメラだ。
レンズは35mm F1.4 G、Vario-Sonnar T*24-70mm F2.8 ZA SSMの2本を使用した。理由は後の回に書くが、結果的に最初に撮影した上ブロックの私服1点だけ35mm F1.4 Gを使い、そのほかはすべてVario-Sonnarで撮っている。
カメラのセッティングはすべてISO400、JPEG:Large/Fine、ホワイトバランスは白熱灯で、-2の微調整を行なっている。撮影モードはマニュアルで、絞りはF2.8~F3.2。ボディ内手ブレ補正機構はOFF。一部ライブビューを使ったものの、ほとんどは通常通りファインダーを使い、AFはセンター固定だ。
多くのデジタル一眼レフがCMOSセンサーを採用している中、このα350はCCD機だ。悪天候で撮影条件がよくないものの、どんな発色になるか楽しみ。色関係は、全てノーマルのまま。シャープネスなども何も触らず、標準の状態で撮り、掲載サイズ(2,544×1,696ピクセル)へ縮小している。
α350のファーストインプレッションは、モードダイヤルが左側にあるのが珍しい(?)程度。1ダイヤルは絞りとシャッター速度の調整が少し面倒だが、たいした問題ではない。ファインダーは明るくクリア。シャッター音は結構大きいだろうか。液晶モニターでの表示は、PC上で画像を見るより少し明るめだ。
十字キーの上にFn(ファンクション)ボタンがあり、ホワイトバランスなどが割り当てられている。縦位置で撮影する時に、ナビゲーションディスプレイも縦表示になるのが便利だ。
南結衣ちゃんは、現在17歳の高校生……の割りに芸歴は長く、DVDも多数出ている。筆者が指示すると「はい!」とハキハキ返事をし、とても明るい子。天気のよい日に是非リベンジしたいものだ。(つづく)
actress 南 結衣@ジェイ エム オー
photographer 西川和久 ソニーα350 35mm F1.4 G、Vario-Sonnar T*24-70mm F2.8 ZA SSM
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ソニーα350関連記事リンク集
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/02/05/7906.html
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、dwango.jp(待受)のグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.iwh12.jp/blog/ |
2008/06/06 00:27
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