予告どおり、いつもより1日遅れて今日から11月号がスタート。かすみ果穂ちゃんとオリンパスE-3の登場だ。
オリンパスE-3の主な仕様は、有効画素数約1,010万画素の4/3型ハイスピードLive MOSセンサー搭載、最大記録画素数3,648×2,736ピクセル、感度はISO100~3,200、バッテリーは専用のリチウムイオン充電池BLM-1、記録メディアはCFとxDピクチャーカードのデュアル。2.5型約23万画素の2軸可動式ハイパークリスタル液晶……など。E-1の登場が2003年10月だったので、4年ぶりの新モデルとなる。どのように進化したのか、興味津々だ。
今回使ったレンズはZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4 SWDだけ。届いてすぐにチェックしたところ、25mm(35mm換算50mm)でF3.4。天気が悪いと辛いかも……と思ったが、結果的にこの日は問題にならなかった。このレンズはハイグレードタイプで、ちょっと大ぶりであるものの作りはよく、1本でカバーできる画角も広い。
カメラのセッティングは今週はどちらもISO100、JPEG:Large/Fine、ホワイトバランスはオートにした。ほかの色関係のパラメータは全て標準のままだ。事前にチェックした時、ちょっと気になったのは液晶の見え方。PCで見るよりシャドウが結構暗く見えるのだ。これに気をとられると露出がオーバー目になる可能性があり、感覚をつかむまでは注意しながら撮影した。
最大サイズの3,648×2,736ピクセルは、この連載のレイアウトでは上下を少しトリミングする必要があって、ちょっと不利な縦横比だ。また、撮影時もいっぱいにフレーミングすると、トリミングした時に妙な感じになるので、気にしながらファインダーを見ることになる。Photoshopで縮小してから3:2になるようにトリミングし、トーンカーブで若干明るさやカラーバランスを調整した。
毎月そうなのだが、最初の私服の撮影時には、露出のとり方や光の当て方などでどんな発色になるかを様子を見ながら撮っているので、いまひとつ肌色が出ていない。が、その次の私服(来週掲載する)を撮り終え、水着を撮り出す頃には感覚がつかめ、結構いい感じの肌色になっている。筆者的には好みのテイストだ。フォーサーズ系+ピーカンはこんな肌色なんだ……と、いまさらながら理解したのであった。
かすみ果穂ちゃんは、大人っぽい顔から子どもっぽい顔、笑ったり、すましたりもすべていい感じの表情なので、筆者としては珍しくいろいろな表情を狙ってみた。こんな明るい撮影は久々とのこと。機嫌よく&元気一杯&まれに見るハイペースで撮影は進んだ。(つづく)
【お詫びと訂正】記事初出時、E-1発売を2004年を記述しましたが、2003年の誤りでした。お詫びして訂正させていただきます。
actress かすみ果穂@LOTUS TOKYO
photographer 西川和久
オリンパス E-3 ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
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2007/11/03 00:17
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