考えてみると、デジタル一眼レフでイメージャにCCDを搭載している機種は減ってきて、このα700も含めCMOSが増えてきた。過去の連載を順に眺めると、いろいろなカメラがモデルチェンジを繰り返し、CMOS搭載機が増えていくのがよくわかる。
筆者は基本的にJPEGでしか撮らないため、RAWだとまた変わるかも知れないが、こと肌色に関しては、CCDは色が濃く生っぽい、CMOSは色が薄く生っぽくない……と言うイメージを持っている(ちなみにフィルムは色が深い)。これはニコンD1XからD2Xへ切り替えた時も同じ。その後、この連載でいろいろなカメラを触り、「今回のカメラは色が好きかも!」と思ったカメラはみんなCCDだったりする。もちろん筆者の好みのテイストがたまたまCCDと相性がいいだけで、一般論としては?だ。色関係のパラメータを触ったり、露出の取り方を変えるなど、使いこなせばまた印象が変わる可能性もある。とは言え、初期からデジカメを触ってきた一ユーザーとして、CCD搭載機が減りつつある現実はちょっと寂しかったりする。
|
ソニーα700(β機)+35mm F1.4G ISO250 / WB:太陽光 / F3.2 / 1/160秒 / JPEG:Fine
|
彩ちゃんは、ご覧のように撮影中にもオフショット用員のスタッフにポーズをするなど、なかなかの気配り。今回は撮影中の写真ばかりではなく、楽しんでいただけると思う。本来、キャラ的にはこっち系なのだが、レンズに向いた瞬間、表情がグッと色っぽくなる。カメラとも格闘しつつ、あっという間の4時間だった。
actress 水沢彩@Excel Human Agency
photographer 西川和久 ソニー α700(β機) 28mm F2.8 + 35mm F1.4 G + 50mm F1.4
■ URL
バックナンバー
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/weekend_backnumber/
|
西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.iwh12.jp/blog/ |
2007/10/26 00:45
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。
|
|