今週の感度と使用レンズは、上のブロックがISO400と50mm(上段左)、ISO400と50mm(上段右)、ISO400と28mm(中段)、ISO400と28mm(下段左)、ISO320と50mm(下段右)。下のブロックはすべてISO250と35mmとなっている。絞りはF2.8~F3.2。ほかは先週と同じだ。特に上ブロックは、撮っていたタイミングが悪く、天候のおかげで暗い感じになってしまった。したがって最後の水着を撮影後、明るくなったので少しだけ撮り足した。背景がピンクのカットがこれに相当する。よく見ると同じ私服でも、中に着ている水着の色が違う。
α700で操作上ちょっと工夫したのは、カメラの持ち方。右の撮影中のカットを見ると、いつもと持ち方が違うのがわかるだろうか。右手の親指がボディの裏になく、側面に置いている。理由は、普段のようにカメラを持つと親指が[AF/MFボタン]に触れてしまうからだ。もちろん手の大きさや持ち方にもよるのでたまたまだとは思うが、ちょっと持ち方を変えただけで手ブレしやすくなるので、結構気を使いながら撮影した。
またAF合焦音が意外と小さく、普段でも聞きとりづらいうえに、縦位置だと(これもまた、たまたまだろう)音が出ている部分を手が覆っているらしく、さらに小さくなってしまう。AFの合わせ方は人それぞれだと思うが、筆者の場合、音に反応してシャッターを切る事も多く、何となくではあるものの操作しづらかった。
もうひとつ、操作面ではボディ裏にあるマルチセレクタが、一般的な上下左右ボタン式ではなく、ジョイスティクのようになっているのが気になった。慣れの問題だとは思うが、筆者は普通の十字ボタン式の方が扱いやすい。ただ撮影時に触ることはなく、設定時や再生時のみのため、これはさほど気にならない。
そういえば、カメラが届いてチェックをはじめた時、???と思った事があった。ファインダーに眼を当てるとAFが作動し出す。何だ!? 何だ!?……と、マニュアルを調べたところ「アイスタートAF」だった。
説明によると「グリップを握り、ファインダーをのぞくだけでAFが起動。自動的にピント合わせと露出の決定が行なわれます」との事。届いたボディはアイスタートAFがONの状態だった。何の予備知識も無く、いきなりこの動作がはじまると、知らない人間は結構驚いてしまう(笑) 今回の撮影ではOFFにして使っている。
バッテリーは、この程度の撮影ではまったく変化はなかった。液晶モニターの解像度が高いため、もしかすると再生を多用した場合は、それなりにバッテリーを消費するかも知れない。いずれにしても最近のデジタル一眼レフカメラはバッテリーの持ちが良くなり安心して撮影できて、うれしい限りだ。
ここで告知。10月14日13:00~、秋葉原のソフマップ音楽CD館4Fイベントスペースで、「水沢彩 WE@アイドルDVD」発売記念イベントが行まわれる。彩ちゃんに会いたい人は是非遊びに行って欲しい。(つづく)
actress 水沢彩@Excel Human Agency
photographer 西川和久 ソニー α700(β機) 28mm F2.8 + 35mm F1.4 G + 50mm F1.4
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
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2007/10/12 02:16
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