8月は金曜日が5回あるので、今週は特別編。オリンパスμ790SWと飯田さおりちゃんの登場だ。ちょうどオリンパスが江ノ島でビーチハウスをジャックしているので、それに合わせて3m防水のμ790SWで撮影してきた。撮影日は今週の月曜日(27日)。火曜日から一気に涼しくなったので、まさに最後の夏という感じだった。例年であれば、早いときは5月頃から江ノ島に行ってるが、なんと今年はこの日が初。文字通り最初で最後の江ノ島となりそうだ。
μ790SWのおおまかな仕様は、有効画素数710万画素の1/2.33型CCD搭載、35mm判換算38~114mm F3.5~5の光学3倍ズーム、最大記録画素数3,072×2,304ピクセル、感度ISO80/100/200/400/800/1600/AUTO、バッテリーは専用リチウムイオン電池(LI-42B)、記録メディアはxDピクチャーカードと内蔵メモリ14.7MB、23万画素2.5型TFT液晶……など。
特徴としては、先にあげた3m防水に加え、防塵設計、1.5mから落下しても大丈夫な耐衝撃構造、-10度でも作動可能など、アウトドアに最適なカメラだ。また5種類のカラーバリエーションがあるものコンパクトカメラとしては見逃せないポイントと言えよう。
カメラの設定は、シーンによってISO80~200、ホワイトバランス:オートまたは太陽光、画質:JPEG/SHQ、一部日中シンクロを使用した。掲載解像度まで縮小し、レイアウトに合わせてトリミング、若干トーンカーブを触り、並びの色バランスを取っている。今回は1回限りの特別編と言うこともあり、最後にワンブロック追加(5枚)した。
このカメラ、持った瞬間「あれ!?」と思ったのはレンズの位置だ。ボディの端に付いていて、普段の持ち方だとレンズに若干指がかかってしまう。無意識に持つと確実に指が写り込んでしまうのだ。したがって撮り始めた時は、かなり意識してボディをホールドした。
次は耐水性。仕様上は波をかぶる程度なら大丈夫だとわかっていても、体がとっさに反応して波から逃げてしまう(笑)。とは言え、帰る頃にはすっかり慣れて、ご覧のように浜辺で防水を証明するカットも撮ってきた。肝心のさおりちゃん+波は、狙って撮ると(髪の毛が乱れ過ぎるなど)結構難しく、さらに周囲の人達も写りこんでしまうので没となった。
もうひとつ気になったのは、AF(と言うより筆者の撮り方)。今回は、結構外れている写真も、表情優先で掲載している。この件はたぶん筆者が悪く、縦位置でレンズに指がかからないようにボディを持つと、ちょうど(縦位置で)画面右上に表示されるAF合焦マークが親指で隠れてしまい、見えなくなる。一応、合焦音もONにしているが、周囲がうるさく聞こえづらい。結果、AFの合焦を待たずにシャッターを切っている可能性が高いのだ。この点はお許し願いたい。ただISO200で撮るようなシーンでは、ピンが甘くなることもあるようだ。
バッテリーは200枚程で「無くなる直前」となった。日中シンクロしてみたり、普段より液晶ディスプレイで見るなど、あまり省エネ撮影にはなっていないが、その状態でもカタログスペック通りだった。
今回は、レフ板は全く使わず、その場の光だけで撮っている。この場合、被写体に対する光の量を調整できないので、結局AEの値から露出補正することになる。撮影に使わせてもらったビーチハウスは、ご覧のように背景が濃い茶色。そのまま被写体にカメラを向けると、多くのケースで+0.7EVオーバー(特に女の子は肌が白いため)。カメラを知っている人であれば当たり前の話であるが、この手のカメラを使う人はなぜそうなるか? がわからない人も多いと思う。他社も含め、もっと進化したシーン認識型のAEが欲しいところか!?
さおりちゃんは、この6月に事務所に入ったばかり。まだ撮影に慣れていないこともあって、一緒に遊びながらシャッターを切った。もちろん場所も場所なので、決め決めのポーズばかりでも面白くない。最近、この手のロケはほとんどやっていないので、久々に楽しい時間だった。近々さおりちゃんの撮影会があるので、彼女に会いたい人はブログを要チェック!
actress 飯田さおり@スターブリッジプロモーション
photographer 西川和久 オリンパス μ790SW
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.iwh12.jp/blog/ |
2007/08/31 10:26
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