8月号は彩川まいちゃんとペンタックスK100D Superの登場だ。7月号では全編照明使用になってしまったこともあり、撮影日の天気だけが気になっていた。運よく晴れて明るい写真になってひと安心。だが、天気が安定したのは午後からで、午前中はタイミングによって雲の動きが速く、露出が秒単位で変わり、非常に撮りづらかった。なので、明るさに応じてシャッタースピードを変えながら、同時にシャッターを切るという力技で何とかした。梅雨もあけ、とにかく暑い。約3時間の撮影で着ていたシャツが汗で水をかぶったようになっていた。
ペンタックスK100D Superの主な仕様は、有効画素数約610万画素のAPS-CサイズCCD搭載、最大記録画素数3,008×2,000ピクセル、ISO感度AUTO/200/400/800/1600/3200(AUTOはリミット設定可)、バッテリーはCR-V3リチウム電池2本または単3電池4本、記録メディアはSDHC/SDメモリカード、21万画素2.5型低温ポリシリコンTFT液晶……など。前機種K100Dとの違いは、ローパスフィルターへのゴミの付着を防ぐ“DR(Dust Removal)”、レンズ内の超音波モーターによるAF機構“SDM”、SDHCメモリーカードへの対応などとなる。
今月使ったレンズはFA 31mm F1.8 AL LimitedとFA 43mm F1.9 Limited。筆者お気に入りの2本だ。また、今月はできるだけ絞りを開け気味で撮影するように心がけた。カットにもよるが、F2.8~3.5の間だ。K100D Superの感度がISO200スタートということもあり、炎天下だととんでもなく高速なシャッタースピードに……。リミットは1/4,000秒なので、場合によってF3.5まで絞っている。
カメラのセッティングは全編ISO200、JPEG:Large/Fine、AWB。撮り始めはホワイトバランスを昼光色固定にしていたが、あまりにも曇ったり晴れたりの周期が速く、ホワイトバランスもコロコロ変わるため、オートに設定しなおした。カメラ側もここまでの変化には対応し切れなかったのか? カットとカットの間でバランスが崩れ、変な色になっているケースも。ただこのようなカットは全体の数%に収まっているので、この連載で使う写真としては影響はない。
今週は上ブロックも下ブロックもレンズは43mm。バッテリーは普通のアルカリ電池を使ってみた。どの程度の枚数が撮れるか知りたかったからだ。結果、約300枚でインジケータの目盛りが1つ減った。完全に無くなるまでにはもう少し撮れそうだったが、途中で入れ替えるのも乗りが悪くなるので、電池を換えた。
彩川まいちゃんは、まだグラビアをはじめたばかり。その割にはポーズが決まるので、非常に撮りやすかった。12日に撮影会があるので、彼女を撮ってみたい方はぜひ遊びに行って欲しい。(つづく)
actress 彩川まい@スターブリッジプロモーション
photographer 西川和久 ペンタックスK100D Super FA 31mm F1.8 AL Limited + FA 43mm F1.9 Limited
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
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2007/08/03 00:02
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