2週目も1週目と同じく、すべてISO400、ホワイトバランスは3,000~3,300Kの間で調整している。
このスタジオは何度も使っているが、今週の私服を撮った場所を使ったことは1度もなかった。ここは普段スタッフが休憩する場所で、テーブルの上やその周りなど、かなりゴチャゴチャになっているため、片付けるのが大変だからだ。この連載の撮影は、最近になってスタッフの数が増えたとは言え、それでも少人数。たいして散らかっていなかったので、試してみることにした。
E-510とE-410の大きな違いは、ボディ内蔵手ブレ補正機能の有無。外観はグリップがあるぶん、よりカメラっぽくなっているかわりに、E-410のようなお気楽感はなくなっている。また、十字キーにホワイトバランス、AF方式、ISO感度、測光方式などが割り当てられている。今回は色温度を細かく調整したこともあり、ワンタッチで変更できるのはとても便利だった。
バッテリーはボディのサイズを考えるとかなり大きく、容量もある。手ブレ補正をONにし、普段よりは液晶の表示を見るなど、筆者としては珍しくよりバッテリーを消耗させる使い方をしたものの、インジケータはまったく反応せず。一般的な撮影で問題になることはないだろう。
E-410もE-510もAFの測距点は3点。競合他社のモデルはもっと多いので、3点では今どきのデジタル一眼レフとしては不足ではないだろうか? またその光り方が非常に小さい。今回のように暗い場所なら大丈夫であるが、後日、天気のよい日に散歩しながら撮ったところ、結構わかり辛かった。ぜひ改善していただきたいポイントだ。
色に関しては標準のままだとあっさり目。VIVIDにすればもっと派手になると思われるが、人肌に対してどうなるかは試していないので、何とも言えない。後で少しだけ外で撮った時に、VIVIDにも設定してみたが、もともと色が出ないほど暗かったこともあり、残念ながらその変化はわからなかった。
さて、E-410を選ぶかE-510を選ぶかは、それぞれ考え方もあり一般論としてはどちらとも言えない。より上位機種を持っているかどうかが、ポイントになるだろう。筆者の場合はニコンD2Xを持っているので、本格的な撮影はこちらを使えばいい。従ってもし購入するならお気楽なE-410となる。逆に1台目のカメラならE-510という選択になるのではないだろうか。
ここで告知。紗倉美緒ちゃんの2ndDVD「Fカップス」が7月20日にタスクビジュアルより発売されます。発売記念イベントは、7月28日13時 ラムタラエピカリ秋葉店、18時 石丸ゲームワン。興味のある方は是非!(つづく)
actress 紗倉美緒@D&L Promotion
photographer 西川和久 オリンパス E-510 ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.iwh12.net/blog/ |
2007/07/13 00:00
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