7月号は紗倉美緒ちゃんとオリンパス E-510の登場だ。撮影日の前後は梅雨にも関わらずそれなりの天気だったのだが、撮影日に限って最悪の天候。雨は小降りで外での撮影にも影響ない程度だったものの、とにかく暗い。
試しに少し撮ってはみたが、まったく色が出ない。あきらめてすべてRIFAを使った。バックナンバーを見てみると、2005年7月号と2004年11月号が雨の日に撮影している。しかしこれだけ日中から暗かったのは初めてだ。
E-510の主な仕様は、有効画素数約1,000万画素の4/3型Live MOSセンサー、最大記録画素数3,648×2,736ピクセル、ISO感度AUTO/100/200/400/800/1600(AUTOはリミット設定可)、バッテリーはリチウムイオン電池BLM-1、記録媒体はCFとxDピクチャーカードのデュアルスロット、約23万画素2.5型TFT液晶……など。下位モデルのE-410との最大の違いは、ボディ内手ブレ補正機構の有無となる。
今回使ったレンズはZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5のみ。晴れの日であればF5.6程度まで絞るのでまったく問題ないが、この悪天候の中、全域でF2.8が確保できないズームレンズのみというのは、シャッタースピードの兼ね合いから正直辛かった。ただ手ブレ補正機構をON(IS.1)にして撮影したので、そのぶん助けられているようだ。
カメラのセッティングはすべてISO400、JPEG:SHQ。WBはその都度、3,000~3,300Kの間で設定した。縦横比が4:3なので、掲載サイズに合わせて3:2にトリミングしたものを掲載している。また現場で(WBなど)どう触っても色が思った感じにならなかったシーンに関しては、トーンカーブを触っている。この関係もあり、今週は後半の水着で、シャドウに少し黄色が浮いてしまっている。
前半の私服は、周囲が白いこともあり、天気がよければ明るくシンプルなグラビアが撮れるものの、この天候では何をどうやっても地味で色のない絵となる。こんな時は色のあるものを散らして、少しでも絵に色味を付けるとまとまる事がある。今回は水着をばらまき「どれにしようかな~!?」的な雰囲気で撮ってみた。表情も和らぐので一石二鳥だったりする。
紗倉美緒ちゃんは、16歳の高校生。少し前にロケがあったらしく、こんがり小麦色に日焼けしていた。B87cmのFカップ。マネージャが持ってきた水着を選ぶとき「あれもこれもサイズが小さ~い!」と言っていたのが印象的だった。(つづく)
actress 紗倉美緒@D&L Promotion
photographer 西川和久 オリンパス E-510 ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5
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西川 和久 (にしかわ かずひさ)
1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、いろメロ待受@DWANGOのグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!
http://www.iwh12.net/blog/ |
2007/07/06 00:03
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